第一回統一全日本空手道選手権大会とJKJO審判講習のスナップ

4月22日に大分県別府市の別府アリーナで開催された「第1回統一全日本空手道選手権大会」については、4月28日の記事「統一全日本空手道選手権大会にて」において軽く触れていますが、井上雄一朗の審判姿スナップを見つけたので新たに記事にしてみます。

審判姿とはいっても、審判をしている様子ではなく、決勝戦時に決勝コートの審判席に控える井上雄一朗の姿です。ひとり笑っています。何に対して笑っているのかは不明。

そして、JKJO(Japan Karate Judge Organization:全日本審判機構)の第9回講習が3月21日に大牟田市リフレス大牟田で開催されましたが、その際のスナップも。スーツ姿で神妙にしている井上雄一朗。なかなか見れない姿ですね。

と、書いていますが、統一世界武道空手道連盟の錬志会館サイトの画像ページだったりして・・・

リンクしますが、個別画像アドレスへのリンクではなく、錬志会館サイトの画像ページへのリンクです。ディープリンクになるんですが、三浦館長に怒られるかなぁ。ハイパーリンクあってのインターネットなので、リンクするんですが。

以下のページになります。錬志会館最新スナップトップページになります。リンク先を開くと、最初が「5/13 第12回東九州交流空手道選手権大会」になっています。その次の画像集が「4/22 第一回統一全日本空手道選手権大会」になっていて、左から四番目の「決勝審判団」と画像をクリックすると、大きな画像を表示します。

井上雄一朗が笑っています。
一番手前に写っているのが統一世界武道空手道連盟会長である一進会の白石会長で、次が秋岡塾の秋岡塾長ですね。腕を組んで真剣な眼差しです。スタンディング・ファイターなのに・・・三番目が志逞会の齋藤先生で四番目に井上雄一朗。膝を抱えてスマイルスマイル。

決勝戦が行われる決勝コート審判控えなので、熱戦が繰り広げられる各クラスの決勝戦を温かい眼差しで見ている、というところでしょうか。

http://renshi.maxs.jp/2007snap1.html

「4/22 第一回統一全日本空手道選手権大会」の次の画像集が「第9回JKJO」です。下段の一番左「講習」という画像に井上雄一朗は写っています。不思議な顔で写っています。前列には錬志会館の三浦館長や誠武館の岩永館長の姿があります。井上雄一朗の後列には、心眼塾の池田先生や志逞会の齋藤先生の姿も見えますね。

ストライクゾーンの狭いスナップといえばスナップですが、これらの画像を見つけた時には、言いしれぬ感動を覚えました。それぞれの井上雄一朗の表情にストーリー性を感じるのは私だけなんだろうなぁ、と。

JKJO(Japan Karate Judge Organization:全日本審判機構)とは、空手関係者なら普通に知っている組織なのですが、この井上道場Tipsは空手関係者以外も対象としているので軽く解説というか説明をしておきます。

JKJOはJapan Karate Judge Organizationの略で、日本語だと「全日本審判機構」になります。

とだけ書くと、「そのまんまじゃねぇかよ!」と叱られそうなので真面目に書いてみます。とは書いてみたものの、詳細が明記してあるサイトってないんですね。ずいぶんと検索してみましたが、インターネットによる情報開示が膾炙している現在、Google先生で検索しても関係団体のページがヒットするばかりで、そういうコアなサイトというかページがヒットしません。

おまけにGoogle先生には「もしかしてJGJG」と表示される始末。JKJOでいいんだよ!と軽く突っ込んでみたり。

Yahoo先生でも検索してみましたが、Google先生とほぼ同じ結果。空真館のサイトに「JKJOのページ」としてリンクがありましたが、Google先生でみたページで「これじゃないよなぁ」と思っていたページだったので、軽くずっこけたり。

JKJOのページ(恐らくオフィシャルサイト?)

リンク先を見れ頂ければわかりますが、どういう理念でどういう思想でどういう経緯があってどういう活動をしている団体かわかりません。JKJOの統一ルールはわかります。そういうページです。

なので、先に「JKJOについて説明します」と書いてみたものの、根拠となる出典に乏しい説明になります。少しでもいいので経緯や活動内容をリンク先ページに加えて貰えるといいんですけどね。インターネットで公開するということは、不特定多数、すなわち空手関係者以外も見るということで、これは国境も越えます。外国人も興味があれば見ます。興味がある外国人は、翻訳サイトで翻訳しても見ます。見る人は見ますよ、内容で色々と判断しますよって意味です。

そして、インターネットになれている人は、公開されている内容で、その価値を判断したりします。ここに書いていることは、私(Webmaster@井上道場)の個人的な感想です。井上雄一朗は関係ありません。というか、井上雄一朗は、ここで私が書いていることを理解できないはず。「ふ~ん、そうっすか」で終わるはず。

さて、JKJOですが、フルコンタクト制を採用している各団体の統一ルールや審判基準を作りましょうとしてできた団体で、加盟団体は全国にあります。自団体や道場では、独自ルールでも共通的なルールや審判基準を設けて各団体が参加する大会の公平性を担保しましょう。というのがJKJOの主旨だったかと思います。間違っていたらご指摘ください。

空手、特にフルコンタクト制空手の団体は多岐に渡りますが、こういう統一機構があれば、そしてこういう統一制のあるルールや審判基準があれば、大会に出場する選手は団体の枠にとらわれず自分の力を試すことができるというわけですね。

大会においては、審判の質も課題にあげられますが、定期的に審判講習を開催し、そのレベルにあわせてライセンスを発行することにより審判の質向上にも資するという側面もあります。

と書くのが精一杯というのは内緒。

閑話休題。
井上雄一朗の「第一回統一全日本空手道選手権大会スナップ」も紹介したので、過去記事ではボツにした画像を紹介しておきます。

サムネイル画像をクリックすると大きな画像をにゅっと表示します。

■試合前日の様子
統一世界武道空手道連盟旗を眺める井上雄一朗
統一世界武道空手道連盟旗を眺める井上雄一朗です。秋岡塾の秋岡塾長と連盟旗の前で記念撮影したスナップもあるのですが、お互い私服でダサダサなので、それはボツ。

ルール説明リハーサル前の井上雄一朗
第一回統一全日本空手道選手権大会では、ルール説明を志逞会の齋藤先生と担当した井上雄一朗ですが、大会前日に齋藤先生と念入りに打ち合わせしていました。

ルール説明を行う錬志会館の三浦館長も含めて何度もリハーサルを行っていましたが、この画像は、試合マット設営完了後に道着を着用して実際に動きのリハーサルを確認する直前のものです。

「練り」をする井上雄一朗。
着替え中の画像もあるのですが、さすがにそれはボツ。

大会当日の実際のルール説明は、井上道場公式サイトのトップページに貼り付けているのですがお気づきになったでしょうか?ルール説明時の連続画像をクリックすると動画を表示します。最初はアフロ・ヌンチャク師範にしていてジョーククリックな作りにしていましたが、実際の動画をエンコードできたので変えています。

せっかくなので、この記事にも貼り付けておきます。ルール説明を演じるのは志逞会の齋藤先生と井上雄一朗。ルール解説は錬志会館の三浦館長です。

■会場設営スナップ
会場設営時ジョイントマットを持つ ジョイントマットを踏んで固める
会場設営時のスナップです。規模にかかわらず、大会運営は多くの人の協力があって成り立っています。出場する選手たちが主役ですが、いわゆる裏方で協力してくださる方々の力なしには、選手も光り輝くことはできません。

先生達も総出で会場設営しています。
こういう裏方さんの働きを実際目の当たりにしたことがある選手とそうでない選手には、若干違いがあるように思いますが、何が違うかは想像してみてください。

光が強ければ影は濃く、天にそびえる大樹も、同じくらい地中に根を張っている。というのを知っている選手は、単に強さだけではなく、違う強さも持つようになるんじゃないのかな、なんて思ったり。

第一回統一全日本空手道選手権大会前日の会場設営で記憶に残っているのは、一進会の少年部のお父さんか本人が道場生なのかわからないのですが、仕事着のまま、おそらく仕事終わりにそのまま別府アリーナに来て会場設営を手伝っていた方ですね。よく動いて働かれていました。他のスタッフもそうで、明日戦いに挑む選手たちのために汗を流しながら動き回る姿は美しくもありました。

大会当日もちょくちょく目にしていて、大会終了後に会場撤収を率先して行われていて頭が下がるおもいでした。帰る間際に出口でお子さんと一緒にいらっしゃったので、ご挨拶してお別れしましたが、第一回統一全日本空手道選手権大会の記憶は、あのお父さんの姿が鮮烈に思い出されるものとなっています。

そのお父さんだけではなく、他のスタッフのみなさんも含め、本当にお疲れ様でした。私、邪魔にならなかったですよね?

来年は、どんなドラマがあるのでしょう。
それはそれで楽しみでもあります。

来年は拉致しないでね雄一朗。

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■2007.04.28 統一全日本空手道選手権大会にて


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