常日頃行っている些細な動作でも、人に注目される中で行うと緊張します。
注目される、すなわち「見られる」ということが「非日常」なことなのでそうなると思うのですが、緊張すると、常日頃は難なくできる動作もうまくできなかったりして、なかなか大変。
ミクロ的に「見られる」という「非日常」に対し、慣れれば、それが「日常」となり緊張もしなくなると思うのですが、「見られる」のが商売な芸能人やプロスポーツ選手等ではないので、やはり、なかなか大変。
「緊張」には、心理学上でいう緊張と生理学上でいう緊張があります。
普段言葉として使う「緊張したぁ」には、この二つの意味を含んでいたりします。
心理学上でいう緊張とは、心の状態ですね。
生理学上でいう緊張とは、筋肉の収縮運動。
例えば、
何かの発表を壇上でしなければならなくなった時(自分が学生で体育館で全校生徒を前に発表でもいいです)、
「うまく出来るか?間違えやしないか?ヤジられないか?」
など不安に思う気持ちとかは心の状態で、これは心理学上の緊張をしている状態。
いざ発表という時、そういう状態で体がコチコチになり、ぎこちなく歩いたり、ぎこちなく歩くのは筋肉がいつもと違った収縮運動しているからで、これは生理学上の緊張をしている状態。
なので、
先に書いた、普段言葉として使う「緊張したぁ」ってのは、心理学上と生理学上の緊張を含んだ意味って書いています。
緊張すると、喉が渇いたり発汗したり心拍数あがったりします。
それを和らげる方法は心理的にリラックスさせることなのですが、この緊張を利用した騙しのテクニックとかあるから人の世は魑魅魍魎だらけ(笑)
そんな枕で始まるこの記事ですが、
普段練習していて、普通に出来ることでも、人に見られながらやる、すなわち注目されている中でやると、なかなか大変なのであります、ってな記事です。
個人差ありますが、こういうのって、慣れですよね。
慣れない人もいるのですが、少なくとも、不特定多数ではなく、見知っている道場生や関係者の中で注目されてやる練習で慣れると、随分と楽になる。
どんな恥ずかしがり屋さん、緊張屋さんでも、家では、家族の中では普通にしているわけで、外では大人しく、うちではウルサイ人のことを「内弁慶」と言ったりしますが、道場の練習では、まわりは関係者、ファミリーと思えば、慣れればなんでもなくなります。
そんな、緊張に慣れる練習をしました(笑)
一回こっきりだと慣れもクソもないんですが、これから何回もこういうことをやっていく、体験していくはずなので、修行年数が上がれば、嫌でも慣れちゃう!
そんな練習とは、皆が注目する中での単独型。
この日は4月15日金曜日で武蔵ヶ丘道場(武蔵ヶ丘コミュニティーセンター)の練習日。
武蔵ヶ丘コミュニティーセンター武道場の柔道場を使用しているので、道場生は左右に分かれて演者を見ます。
あ、
空手の世界では、つうか空手用語ですが、型を演じることを「打つ」と表現します。
「型をする」のを「型を打つ」と言います。
あと、漢字表記で「型」と「形」がありますが、ぶっちゃけ、どちらでもいいと思います(笑)
個人的には、「かた」とは、基本的に、あるパターンに対する練習と思っているので「型」かな?と思っていたり。なので、記事では、すべて「型」と漢字表記しているはず(過去記事含めて)。
そんなことはどうでもよくて、
こんな感じに両サイドに並んでいます。
さらに、緊張感を増すために、この日はご父兄にも協力頂き、この位置で見てもらっています。
柔道場なので四辺あります。二辺が道場生、一辺がご父兄で、残り一辺は正面側なんですが、ここに、井上雄一朗とわたしがいて、もうどこを見ても誰かしらいる状態(笑)
そんな中、型を打つわけです。
そりゃ、緊張するわなぁ(笑)
ヒロトとヒカルは二人で型を打ちましたが、緊張感に変わりない(笑)
トワとイッタも二人で型を打ちましたが、やはり、緊張感に変わりはない(笑)
あと、白帯低学年三人でも型を打たせましたが、ゲンキめっちゃ動揺してた。
あえて、緊張とは書かない(笑)
μは、型を打つのではなく、基本動作の移動練習を単独でやりました。
μは、ここ1ヶ月で随分といい感じになってきました。色々なことに慣れてきたのかな?
このまま頑張ろう!
デ、
この緊張する練習が終わると、補強やって練習終わりです。
練習終わればお掃除タイムで、前記事とリンクしますが、慣れた手つきでみんなでお掃除お掃除。
面白みも何もない記事ですが、そんな金曜日でした(笑)
ってなことで。