ラーメンをざる蕎麦のようにたべる「つけ麺」というのがあります。わたし、関東(東京等)に長く住んでいたので、普通にあちらのラーメン屋さんのメニューにある「つけ麺」を食べていたのですが、熊本のラーメン屋さんが「つけ麺」やり始めたのは最近。
スーパーなどで販売している生麺のラーメンでも「つけ麺」や「ざるラーメン」などの、麺とおつゆがセパレートになっているタイプが売られているのですが、やはり、その中でもバツグンに美味しいのが「日清のつけ麺の達人シリーズ」。
確か、2009年くらいからの発売だったと記憶しています。
んで、
発売当初は食べていなかったのですが、ある日、井上雄一朗が、
「先輩、スーパーで売ってる、なんだっけかなぁ・・・極太麺のつけ麺食べたことありますか?」
と聞いてきたことがあって、
「うんにゃ。食べたことない」
と答えたら、
「旨いですよ。今度作ってあげますよ」
と、まるで愛人のようなことを言ってくれました(笑)
似たような商品もあって、確か代継橋道場の練習が終わって、八王寺通りのトップバリューに買いに行ったのですが、「日清のつけ麺の達人」がなく、仕方なく「日清のざるつけ麺」と「冷麺」を買って、井上雄一朗が作ってくれました。
その時の記事がこれ。
約1年前かぁ。
その後、井上雄一朗オススメの「日清つけ麺の達人」を食べたのですが、元々細麺より太麺の方が好きなわたし、ざる蕎麦が好きなわたしは、以後、何度も何度も食べるようになりました。
「日清のつけ麺の達人シリーズ」は、現在五種類販売されています。
濃厚豚骨醤油味
濃厚魚介醤油味
濃厚辛魚介醤油味
担々ごまだれ味
和風鶏塩だれ味
の五種類。
和風鶏塩だれ味は見たことないなぁ。九州では販売してないのかなぁ。
濃厚辛魚介醤油味は最近発売された新製品で、味見のために一度食べてみたいと思っていたのですが、先に井上雄一朗が食べたらしく、
「普通です」
と、率直な感想を言ってくれました。
言外に「先輩が思っているほど美味しいものではない」という意味が含まれています(笑)
担々ごまだれ味が新発売された時、井上雄一朗と二人で、
「お!新しいやつ出てるじゃん!」
と、期待に胸を膨らませ、一人二人前で二袋買ったのですが、ハードルを高く上げすぎたせいか、食べてみて、ちとガッカリして、かつ二人前なので、ガッカリな味をたっぷり味わうことになり、そういう苦い思い出があるので、
「普通です」
となっているわけです。
この四文字には、苦い体験をした経験が含まれているのです。
「日清のつけ麺の達人シリーズ」は、
九州人、特に熊本人なら濃厚豚骨醤油味と濃厚魚介醤油味の二種類だけでOKだと思います。
お店で食べるつけ麺も、だいたいこの二種類ですから。
「日清のつけ麺の達人シリーズ」という商品名だけでピンとこない方は、日清つけ麺の達人公式サイトでパッケージを見てください。
ピンとくるはず。
そんなこんなで、
4月18日月曜日、秋岡塾の出稽古が終わり、この日は代継橋道場の選手コース練習が終わった井上雄一朗も秋岡塾総本部に来ていて、秋岡塾長と色々打ち合わせしたりしていました。
練習が終わり、二人して戻ったのですが、わたしは家人から買い物を頼まれ、すぐに近所のスーパーへ。
お腹減っていたので、何か食材買っていこうと思って色々と見ていたら、「日清のつけ麺の達人シリーズ」の「替え玉用つけ麺」を発見!
これ、今年の2月に新発売された、替え玉用の麺(二人前)なのですが、今月になり初めて商品棚に陳列されているの見たので、即購入。
もちろん、つけ麺自体も購入しています(濃厚豚骨醤油味)。
つけ麺本体は二人前で、替え玉は一袋二人前入っています。99円でした。
スープが高いんですね。
その替え玉は二袋、すなわち四人前分購入で、つけ麺本体の二人前と合わせて、計六人前分。
本当は、替え玉三袋買おうかと思ったのですが、そうなると、計八人前分になり、井上雄一朗とわたしの二人で割っても、ひとり四人前分を食べなきゃいけなくなるので、二袋にしました。
それでも、ひとり三人前になる(笑)
「こんなん売ってたゼ」
と、専用替え玉が発売されていたことを話し、即作り出しました。
具がないのは寂しいので、何かないかと冷蔵庫をあせったら、豚肉が出てきたので、バラ肉ではなかったのですが、たっぷりのニンニクだけで炒め、これにゆで卵を加えて具にしました。
あと小ネギ。
井上道場式「日清のつけ麺の達人」の作り方は、商品パッケージ裏に書いてある作り方とは若干違います。
濃厚豚骨醤油味と濃厚魚介醤油味では、スープの作り方自体が若干違い、特に濃厚魚介醤油味は、スープ割用だしが付いており、食べ終わってから、このスープ割用だしを入れお湯で溶いてスープとして飲むように書いてありますが、最初から入れてスープにします。
そっちの方が断然旨いです。
でも、この日購入したのは濃厚豚骨醤油味の方。
これは、ガーリックチップが付いているだけなので、スープ自体はパッケージに書いてあるまま。
但し、濃縮スープを熱湯で溶かすとあるのですが、水でやります。
丼に濃縮スープと水を入れて、それをチンします。
こっちの方がアツアツのスープになりますよ。
熱湯を用意する手間も省けるし、簡単です。
そんなことはどうでもよくて、
あとは極太麺を茹で、冷水で洗い出来上がり。
つけ麺は簡単だからいい!
ひとり三人前のつけ麺が出来上がりました。
あとは、ひたすら食べるだけ(笑)
極太麺って、麺が太いので見た目は少ないように見えても、食べるとガッツリときます。
なので、
後半は、もう黙々と食べるだけ。
「あれだよねぇ」
「なんですか?」
「極太麺って、見た目よりくるんだよねぇ」
「そうなんですよ」
という会話をしつつ、替え玉三袋六人前プラス本体二人前の八人前、すなわち、一人頭四人前食べなくてよかったと思いました。
食べれるのですが、おそらく、機械的に食べていたはず(笑)
そんな月曜日の夜食で、昨日4月20日水曜日には、気になっていた一袋二人前99円の「ざるラーメン」ってのを買って食べてみました。
残念ながら画像はないのですが、一袋しか購入せず、そうなると、一人一人前で足りないと思い、菊水の冷やしラーメン(生麺のみ)を購入しました。一袋三人前入っています。
なので、この日は、一人前2.5人分。
細麺なのでサクサク食べれたかというと、絶対量は2.5人前で、そこそこ腹にたまりました。
ついでに、
鶏もも肉があったので、生ニンニク、粗挽き黒コショー、ゴマ・ニンニク・唐辛子入りの食べるラー油ふりかけで味付けして、最後に酒蒸ししたやつを具材というか、副食にしたのですが(こっちが主食かも!)、これが何故か滅茶苦茶美味しく出来て、
「あ、これめっちゃ旨いですね」
と、99円ざるラーメンの感想よりも、そっちを先に言っちゃった井上雄一朗。
「ニンニクとかの味付けたやつがフライパンに残っちゃったから、最後にお酒たっぷり入れてソース作ったんだよ、いけるか?」
「めちゃ旨ッス」
という会話(笑)
この特製鶏もも肉色々味付け酒蒸しソテーも、残念ながら画像はありません。
あまりに美味しかったので、二人して、最後に、
「これは・・・白飯のおかずだな」
と、ご飯を食べたのですが、それは内緒。
という、久しぶりの食事ネタでした。
ってなことで。
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■2010.05.21 つけ麺と冷麺を食べる!の巻