基本動作は難しい!の巻

代継橋道場3月16日は土曜日で代継橋道場の練習日。

マイに「ウァレンティヌスの日」のお返しをするため、道場に向かう途中ケーキ屋さんに寄り、ユキジも来るだろうからとユキジの分も買い、そう言えば、アイリの分を忘れていたナ、と、それは来週手配することにして、そんな寄り道をして道場に向かいました。

割とスイスイと行けて、代継橋道場に着くと、マイだけが居たので、忘れないうちにと、即クッキーを上げました。

そうこうしていると、三々五々と代継橋道場少年部らが道場に到着し、練習開始。

この日は、基礎動作をみっちりむっちりと、いつもより時間をかけて練習しました。

入門して最初の頃は、割とこの基礎動作の練習に時間をかけるのですが、いかんせん、入門間もないと、なかなか理解できず、それでも基礎動作なので覚えて貰わなければならないのですが、

こうやって、ある程度経験を積んだ道場生に対しても、フィードバックとして、基礎動作のミリミリとした練習を、

それは地味で、退屈で、華麗でもなく、基礎の基礎なので組手に直結するイメージも涌かず、シンドイ練習ではあるのですが、一番大切な練習でもあるので、

忘れた頃にやる(笑)

正拳中段突きから始まる マコト手が長い

細かいところを言うと、たくさんあります。

一度に覚えるのではなく、徐々に、段々と、習得できるように指導するわけですが、

それでも、

色帯ですら、突き手の位置、引き手の位置、足の位置、重心の置き具合、腰の動き、脇の締め、拳の握り、いろいろと、本当に色々と指摘され指導されます。

まぁ、

完璧に出来るようになったら黒帯だからネ(笑)

細かいところまで指導する

難しいことを書いてもアレなのですが、わかるようになると、

「なるほど!」

と納得がいくことばかりな基本動作なんですよ。

まぁ、

少年部には難しく、それらを、何度も何度も反復練習する時期と思うしかない(笑)

マイとゲンキ

奥がマイで手前がゲンキなんですが、スキル的には、とても差がある二人なのですが、

基礎動作という観点から見ると、

そう差はないです(笑)

この練習中、結構ゲンキには後ろから動きに対して指摘して修正していたのですが、

これがまた、

直らないわけで(笑)

なぁ、この画像見るだけでも、マイと大差ないってわかるもんなぁ。

完全に上半身だけしか使ってないもんなぁ。

なのですが、

これはゲンキが悪いわけではなく、ゲンキは現在三年生で来月から四年生になるわけですが、年齢的なものです。

空手の世界の言葉に、

「握り三年、立ち方三年、突き方三年」

つうのがあります。

全部足したら九年ですが、この九年は空手を始めてから九年というよりも、ある年齢になってから九年と考える方がしっくりときます。

沖縄の空手の大家で、もう大昔に亡くなられている近代空手の構築に貢献した大先生がいるのですが、その先生が残した文章の中に、

「空手を始めるのは12歳くらいからがよい」

というのがあります。

それを考えると、12歳プラス九年で21歳くらいで、まぁ、だいたい、一人前くらいになる計算。

12歳くらいだと、大人(指導者)が教える内容を、だいたい理解できるという意味だと思っています。

但し、

現代は「競技」があり、それを考えると、入門するのは早い方がいいわけで、そのバランスというか、指導者は、そのあたりに苦心し、バランスの良い練習を指導するのが課題であり、それを実践するのは個々の状況にもよるわけで、大変難しいことではるナ、と思ったりしている今日この頃。

まぁ、

だいたい、

どっちか一辺倒な指導者ばかりなはず(笑)

とにもかくにも、

とりあえず、

ゲンキは、教えられたことを一生懸命反復練習していればいいだけサ(笑)

すると、

ある時、

なるほど!

と理解できる時が来るから。

これには理由があります。根拠がある。

なぜかっつうと、

わたしがそうだったから(笑)

わたしが入門した時は既に12歳を超えていて、かつ内弟子だったので、この退屈でシンドイ基礎動作練習ばかりやっていた(やらされていた)のですが、今思うと、あの時、人の倍以上やっていて良かったと、しみじみ思います。

応用がきくし、つうか簡単で、競技のルールがある程度変わっても、簡単に対応できたりするのよ。

そして、

ある時、

なるほど!

と理解できたから(笑)

まぁ、

頑張ろうなゲンキ。

そんなこんなで、

基礎動作練習というのは、

その場で動かないでやる練習と動きながらやる練習があり、

もちろん、

動きながらの練習もやっています。

動きながらの基礎動作練習 コジローもやる

突き方の基本 みんな真剣に聞いてるはず

そういえば、この日の、この練習中、コジローは気合い入ってた(笑)

デ、

そんな基礎動作練習をみっちりむっちりとやった後は、対人練習になります。

空手ってのは、相手がいる「競技」でもあるので、この対人練習やらないと、結局のところ、色々な要素が必要な練習で、色々な要素を求められる空手でもあるので、上達はしません。

そして、

この対人練習が終わると少年部クラスは終了です。

一般部クラスになります。

練習後半、ミットを使った練習になり、この日は、膝蹴りをメインに行いました。

掴まない膝蹴りの練習です。

体の使い方が難しいわけです。

なので練習するわけですが、真っ直ぐな膝蹴りではなく、横からの膝蹴りとかの練習だったので、

さらに難易度上がるという(笑)

膝蹴りの練習 リュウノスケはゲンキとペア

居残り少年部もいたわけですが、

ショウタは、膝蹴り連打の指導を個別に受けていました。

ショウタ

個別指導

そんな中、

ゲンキはリュウノスケとペアになっていたのですが、

インターバル時、リュウノスケに対して、その都度、色々とアドバイスをしていました。

こういうのが役にたつのよリュウノスケ。

リュウノスケにアドバイスするゲンキ

そしてリュウノスケは、

ゲンキにアドバイスされたことを、何度も何度も、自分なりに反復練習していました。

奥ではショウタに対する井上雄一朗の個別指導が続いていましたが、

なんか、

手前の、

ゲンキとリュウノスケの様子を見ていて、

こうやって、水は上から下に流れるんだなぁと、

ひとり、

プチ感動していたり(笑)

リュウノスケはアドバイスされたことを繰り返す

そして練習最後はお約束のジャンケン補強です。

ショウタが先週のリベンジなるか!

ってなとこが見所だったのですが、

ジャンケンに負けていたらリベンジもクソもない(笑)

つうか、

この日も、先週と同じミスして補強やってたし(笑)

でも、まぁ、

勝ったりもしていたショウタではあります。

ジャンケン補強 腕立て

と、

まぁ、

そんな土曜日の代継橋道場の練習で、

なんの面白みもない記事で、そんな記事を書きつつ、

「これは、きっと、この日ハリウッドスターがお休みだったからだ!」

と思っている次第であります。

ってなことで。


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