というわけで、前記事の続きになります。11月17日の土曜日、代継橋道場練習ネタ。一般部クラスのお話です。
昨日ですね、月曜日だったので秋岡塾に出稽古に行ったのですが、月曜日なので通常練習日だったのですが、クリスマスカップ前だし、少年部クラスから熱気のある、いい練習されていたんですよ、そんで、そのまま一般部クラスになったわけで、
ええ、滅茶苦茶秋岡塾長に鍛われました。木曜日の練習かと思った!
そんで、秋岡塾での通常練習後、ジョースケは秋岡塾長がマンツーマンで特練。
ハリウッドスター二世とアラキョンがいたので、
「もっと汗をかきたいか~!」(アメリカ横断ウルトラクイズ風に)
と言うと、
「おおう!」
と応えてくれたので、二人は別メニューで特練(笑)
最終的に、ミット・フィジカルトレーニングまでやった。
ようがんばったわ、マジで(笑)
そんなことはどうでもよくて、
先週土曜日の代継橋道場。
少年部クラスから居残り練習で残った少年部は、ケイゴ、ショウタ、リョウ、タクミ、ゲンキ、ヒロト。
まぁ、意識の高い、とりあえずそう言っておこう、来月試合を控えた少年部。
一般部に混ざり練習開始。
この日は、基本練習後に応用練習、対人練習を時間をかけて行いました。
受け返しです。
ディフェンスとオフェンスの練習です。
まずは、
受け返しの基本である蹴り技、特に下段(ローキック)の受け返しから行います。
何度もやっている練習なので、しっかりと集中して、みんなやるわけですが、
そうなはずなんですが、
こいつらがですねぇ~・・・
ええ、こいつら。
リョウとヒロト!
なんつうか、
勝手に勃発させるわけで。
受け返しなので、受けて返す、この繰り返しで、段々と回数多くなってくるのですが、
回数が多くなってくると、
基本、
この二人、アフォなので、
勝手にやり始めます(笑)
ローキックだけのスパーリングじゃねぇかよ!
攻め手が攻める→受け手が受ける→受け手が反撃する→攻め手が受ける
これが最低のルーチンで、これを二度繰り返したり、三度繰り返したりして、集中したままやる練習なんですが、
リョウとヒロトは、もう二度繰り返すとわけがわからなくなるという(笑)
井上雄一朗も、この場所でチェックです。
ハリウッドスターが呼ばれ、リョウとヒロトのどこか他の人らと違うのかチェックしなさいと指示が出ていました。
なので、
ハリウッドスターもチェック(笑)
なお、
ゲンキは全然関係ありません(笑)
そして、間違っていたところをリョウとヒロトに指導するハリウッドスター。
なお、
これまた左に写っているゲンキは全然関係ありません(笑)
そして自分の位置に戻るハリウッドスター。
ヒロトの表情を見ると、
ハリウッドスターの指導を理解したかどうか不明なのは言うまでもありません。
後ろ姿のリョウも。
なお、
ゲンキは、ハリウッドスターが戻るのと同時にフレームアウトしていきました(笑)
そんなこともありつつ、
受け返しの練習は続きます。
ローキックの受け返し練習が終わると、今度は突き技に対するディフェンスの練習です。
基本的な、直突き(ストレート)のディフェンスから下突きや振り打ち・廻し打ちのフック系の突き技までディフェンス練習します。
突き技のディフェンスで大事なのは「構え」です。
相手が、「打ちにくいなぁ」「入りにくいなぁ」と思うような「構え」を、
まず、やる。
実際の、攻撃してきた突き技をディフェンスするのは、その次の段階です。
なので、
脇を締め、オーソドックス構えなら左手を伸ばし、大きく構えます。
たったこれだけで、相手の「先」を制することができます。
相手との間合いが出来ます。空間(スペース)が出来ます。
自分が攻撃したいので、どうしても「タメ」を作るために小さく構えがちですが、それだと、自分も攻撃態勢だけど相手も攻めやすい体勢なわけで、大きく構えたところから突き技が出せるスキルがないと、そういう構えになり、結局、相手に「先」を取られてしまいます。
自分が攻撃したいから小さく構える。
ということはどういうことかというと、
ファイティングポーズをとって、肘を深く曲げ、両拳を胸元に近づけている状態のことです。
これだと、肘が深く曲がっているので、手を伸ばせば突き技が出しやすいです。
大きく構えると、肘が浅くしか曲がっていないので、スキルのない人は、一旦拳を引いて肘を曲げ、そこから突きを出すので二段階の動きになり、相手より動作が遅くなってしまいます。これが嫌なので、だいたい構えが小さくなる。
大きく構えたまま、肘を浅く曲げたまま、強い突きを出すにはどうするのか?
スキルがある人は、大きく構えたまま強い突きを出すことが出来るわけで、そのノウハウはちゃんとあります。
それが出来る人を「スキルがある人」とここでは表現しています。
では、実際どうするのか?
どう腕や体を使うのか?
まぁ、
あれですね、
道場に来たら教えますよ、ですね(笑)
文字だとなかなか具体的な説明は難しいわけですよ。
でも、それだと身も蓋もないので、簡単に書きます。
腕だけ使わない。
下半身、腰を使う。
最終的には肩甲骨から肩、そして腕に力を伝える。
つう身体操作をやるわけですよ。
文字で書くと、自分でいうのもなんですが、へんてこりんな説明だなぁ(笑)
難しくないです。
こういう動きを練習でいっつもやっているわけですから。
大事なのはフォームなので、これはひとり練習ではなかなか身に付かないです。
だから道場で練習するわけです。
そんなこんなで、
そんなディフェンス練習、受け返しも含めてですが、抜群に上手いのはショウタです。
ショウタのディフェンスは、ほんとうに見ていて惚れ惚れするくらい。
突き技も蹴り技も正確に、的確にディフェンスするスキルを持っています。
少年部ではもちろん一番で、一般部でも茶帯クラスなショウタのディフェンス技術。
ショウタは青帯なんですが(笑)
なので、
ディフェンス練習中も、さらにスキルアップするために、自然にショウタへの指導、チェックが入るわけです。
ショウタへの指導ですが、もちろん、指導している内容は全員に該当する内容なので、みんな真剣に井上雄一朗の説明を聞いています。
みおちゃんなんて、実際体を動かして動作の確認してた。
そんな中、
ディフェンス練習中なのに、
受け返し練習中なのに、
シュッシュッ言いながら、まるでスパーリングのような動きで攻めまくる人が一名。
ええ、
もちろん、
ハリウッドスター(笑)
スパーリングじゃねぇんだよ!
彼女が首にタオルを巻いているのは、汗が酷かったので、井上雄一朗から、
「もうタオル巻いて練習しろ!」
と言われたから(笑)
来月試合を控えているのはわかるけど、今は、技術練習で集中して正確にやることが重要な練習なわけで・・・
リョウとヒロトもそうでしたけど、井上雄一朗から全員に、
「リョウとヒロトと、それとハリウッドスターとやる時は注意してね」
と指示が出ていたというは内緒(笑)
デ、
ショウタは集中して淡々とディフェンス練習をやるわけで、井上雄一朗も、そんなショウタを遠目でチェックなわけです。
見ていると、誰でも簡単に出来そうに思えるショウタのディフェンス。
ユウスケとやった時なんて、ユウスケはショウタがディフェンスが上手いのを知っているので、少年部には対応が難しい動きで突き技を出したりしていましたが、ちゃんとディフェンスしていたショウタ。
終わると、動きについてショウタに色々とアドバイスをするユウスケで、ショウタは真剣に聞いているわけです。
そりゃ上手くなるわなぁ。
そんな、ショウタのディフェンスを見てみる。
なんですが、
動画の後半は、怒られるハリウッドスターだったりします(笑)
カットしてもよかったんだけど、ショウタのディフェンスからの流れだと、カットできない流れだったのでそのまま。
■ショウタのディフェンスとハリウッドスター 2012.11.17
ショウタ、下半身も使って体全体でディフェンスしてるもんなぁ。これが少年部にはなかなか出来ないんだけど、ショウタは体が柔らかいし、全身使って柳のようにディフェンスできるもんなぁ。
でも、
受けだけでは競技では勝てないから。
動画で井上雄一朗が言っているように、あとはそれだけだから、ナ。
ほんで、
受け返し、ディフェンス練習はさらに続きます。
こういう対人練習は、何度も何度もやって体で相手との感覚をおぼえる必要があるので、相手をかえ、時間をかけてやりました。
そして練習終了。
通常練習後には、来月試合を控えた選手が残って特練やりました。
打ち込みメインでした。
ニシバシさんは、わざわざミット持ちのために協力して残ってくれました。
ありがとうございました。
そんな特練ネタは次回以降の講釈になるかもしれない・・・
ってなことで。