ガムシャラにやる!の巻

代継橋道場前記事で投稿したジャンケン補強ネタは3月17日の土曜日の代継橋道場練習時ですが、その練習のあと、今週末に大会に出場する道場生らで軽く特練をやりました。

時期が時期なので、ガシガシとやる対人練習系ではなく、ただひたすら、ひたすら打ち込みをやる練習。パッと、サッと、それでいてきつさに耐えながら、黙々とだけれども激しくやる練習。

みんなでやるから出来る練習。

ビッグミットを使った打ち込みなんですが、昔はビッグミットなんて無かったので、こういう追い込み系の打ち込みはサンドバッグでやっていました。

未だに、

思い出すだけで、

吐き気がします(笑)

よく考えると、

当時、アパートの隅っこにあった駐車場スペースの鉄骨にウイニングのヘビーバッグを取り付け、練習終わって夜中にガンガン打ち込みやらされていたのですが、

今なら大迷惑だなぁ(笑)

いや、当時もか。

場所は水前寺です。

おおらかな時代だった(笑)

駐車場スペースだったけど、ブロックはある、試割り用の板やバットはある、ウエイトトレーニング用のベンチやバーベルはあるで、車なんて入る余地なかったなぁ。一台分だったけど。

当時、唯一、雨露を避けて練習できる場所だったなぁ。

サンドバッグやってたら、「音うるさい」って師範に言われたけど(笑)

ありえねぇ~。

そんなこんなで、

特練にまで残った少年部が多かったので、ユウスケとダイヤはサブ道場のサンドバッグで打ち込みやってました。

少年部がペアで交代しながらやるのに対して、ユウスケとダイヤは交代する必要がないので、ひたすら打ち込みやっていました。

ひたすら攻撃オンリーな打ち込み練習で、ひたすらきつい(笑)

またビッグミットって、突いても蹴っても、こう手応えというか、ガツンとくる反動なくて吸い込まれるように打撃を吸収して、腕も足も疲れる一方です。

そういう練習なんですが、追い込む練習なのでみんなでやり、声を出し合って一緒に頑張ります。

スタミナもつくんですが、なにより気持ちですね。

もう手を抜こうと思ったらいくらでも出来ます。

そこを「あと少し、あと少し」とやる。

ビッグミットって、

殴り返してもこないし、

蹴り返してもきません。

なので、

組手や試合では、たった一発で流れが変わり、せっかくつけたスタミナが一気に無くなったりするわけですが、それでもガムシャラにやる練習は必要なわけで、その努力は自信に繋がります。

ヒカルはタクミとペア 上着は脱いでいます

ショウタはケイゴとペア ジュンヤも一生懸命

ユウスケとダイヤは、サブ道場でこんな感じでサンドバッグ相手に叫びながら打ち込みやっています。

ユウスケ ダイヤ

一生懸命に何か物事をやる、

というのは、年をとればとるほど、少なくなってきます。

別にこれはダメなことでなく、年輪が増えると、それに伴い色々経験し覚え、知恵がつき、やり方、すすめ方、避け方など、それらに対処する方法を身に付けるからですが、それらの総合的なことを「大人になる」と表現するならば、大人になればなるほど、一生懸命になる機会は減ってくると思います。

だから、

人は、人の一生懸命な姿に感動するわけですが、

どんな人も、一生懸命に何かをやったことはあるわけで、

勉強かもしれないし、

恋愛かもしれないし、

趣味かもしれないし、

遊びかもしれないけれど、あなたやわたしも、そういう時期があった。

確実に。

ねぇ~なんであの頃は、あんなに熱くなって惚れたんだろうって、今なら言えるはず(笑)

ちなみに、

中3時の担任の先生は女性の先生で、確か校長先生まで出世した方だったのですが、ホームルームか授業中(数学担当)にこう言われました。

「わたしが一番一生懸命勉強したのは、高校受験でもなく、大学受験でもなく、留学試験でもなく、運転免許の学科試験」

って。

なんだかよくわからなかったのですが、高校受験を控えた中3に話す内容なのかなぁ、でも、とりあえず、大変だったんだなぁ運転免許取るの、と思ったものです(笑)

ハリウッドスターと同じ苗字の先生でした。

そんなことはどうでもよくて、

かつてガムシャラに一生懸命になにかやったことがあるから、今ガムシャラに一生懸命な人を見ると、往時を思い出し、応援したりするわけで。

と、

よく訳がわからなくなってきましたが、とりあえず、今まさに一生懸命やっている姿を見てみる。

■代継橋道場にて 2012.03.17

年明け早々、ある有名な空手の先生が急逝されました。

その先生の言葉にこういうものがあります。

「大会で、生まれて初めて今朝あったばかりの人間と闘う。それだけで十分大会に出た目的は果たせている。闘った時点で、恐怖感に打ち勝っているんだ。それでいいんだよ。勝ち負けは関係ない」

ジュンヤのパパは会ったことがある先生。

この引用した言葉だけで誰かわかる方は、相当なマニア(笑)

この引用した言葉に尽きますね。

勝負なので勝ち負けはありますが、それだけではないわけで、ガムシャラに練習しても、大会では一回戦の1分30秒で終わってしまうこともあるわけで、その1分30秒に込められた背景を見ないと、結果だけしか見ないと、

なんか、

大切なものを見失うような気がします。

上手い下手はありますが、ガムシャラに一生懸命練習することが大事なわけで。

そんなことを書きつつ、この動画の1分55秒あたりに注目。

ケイゴとタクミが奇跡のシンクロ!

ワンツー左ローがドンピシャ!

ワン ツー

左ロー ドンピシャ

タイミング、手の角度、蹴りの角度、軸、すべて一緒。

短パンも一緒(笑)

でも、タクミ、この前に、

ポジション直してました(笑)

タクミのポジショニング

2分35秒あたりでは、リュウトに声をかけているのに、

返事をするユメト・・・

ユメト

声が聞こえている証拠ですが、ユメトはこんな感じなので油断できないです。

ちょ!

紐!パンツ!

ゲンキも似たような感じでした。

見せパン

ジュンヤも一生懸命やってました。

ジュンヤ これもジュンヤ

初めての追い込み練習だったよなぁ。

そんな特練が終わると、

ケイゴの髪型は野口英世のようになっており、タクミも散らかっていましたが慌てて直し、ヒカルも凄い髪型でした。

なぜかほっぺ赤いし。

タクミ ヒカル

と、

マジメな内容のようでいて、結局ネタになってしまう記事を終わります。

ガムシャラは伝わったはず(笑)

ってなことで。


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