ドイツのお菓子をあげる!の巻

秋岡塾予想通り、土曜日の練習で月曜日は激筋肉痛で、ハラヒレハラホロとなりつつ秋岡塾への出稽古に向かいました。

日曜日からとても寒くなり、月曜日、すなわち10月3日ですが、この日も寒かったので「ウォーミングアップをみっちりやらないと、これは大変なことになる」と、いつもより30分以上も早く向かいました。

そんで、道場の外でアップしようと思っていたのですが、少年部が練習中でした。

とりあえず、秋岡塾本部道場内で軽くストレッチをやろうと、道場内に入り、せっかくなので少年部の練習風景でもスナップしておこうとデジカメを取り出す。

ちょうど、ミットを蹴っていました。

お兄さんなジョーを始め、タクロウやミツキが持ち手になって小さい子をみてました。

その全体を秋岡塾長がみている。

その光景をわたしがみている。

という状態(笑)

ミット練習中 持ち手はお兄さんたち

このあと、持ち手だったジョー、タクロウ、ミツキがサンドバッグの打ち込みを始めました。

サンドバッグふたつとスタンディングバッグひとつを使って。

スタンディングバッグは、邪魔にならないよう道場の隅に置いてあるので、ジョーが位置を変えていました。

ご存じのように、スタンディングバッグは、吊り下げられていないサンドバッグで、重いおもりが下部にあります。

なので、移動させるのは大変で、コツがあります。

ジョーがスタンディングバッグを移動させていたのですが、

どうみても、

これは筋トレ(笑)

もうこれだけで全身運動だよなぁ。

大人でも転がしてやるからなぁ。

スタンディングバッグを移動させる 重いので、これだけで筋トレ

そして、ジョーらが打ち込みをやっている間、小さい子らは正座して、先輩であるお兄ちゃんらの練習を見ていました。

見るのも練習。

上級生は打ち込み 小さい子は見る

打ち込みが始まった頃、わたしもストレッチ済んだので、道場の外に出て、延々とブラジル体操をやっていました。

サッカー練習のアップでやるブラジル体操を空手バージョンにしたやつ。

寒い時期によくやるアップ方法だったりします。

軽く息もあがり、汗もかいて体が温まったので道場内に戻ったら、既に少年部練習は終わり、掃除も済んだ頃でした。

デ、

海外に知人・友人が結構いたりして、色々な繋がりがあるわたしなのですが、最近、ドイツの知人がわざわざ贈り物をしてくれました。

昔、『小さなバイキングビッケ』というアニメがあって、海外でも放映されたのですが、ドイツでも放映され大人気になったアニメ。

この実写版映画が、なぜかドイツで制作され、公開されるやいなや大ヒットとなりました。

日本では未公開だったと思います。

もの凄く原作アニメに忠実に作ってあって、もともとバイキングを舞台にした、つまり外国人が主人公のアニメですから、実写版をドイツで作っても、外国人だらけで、それも似ている役者さんやメイクなので、もう原作世界観そのままなわけです。

この映画を見る機会があって、そのあまりの忠実な作りに、「さすがドイツ人だなぁ」と思ったのですが、その大ヒットのおかげで二作目が作られることになりました。

もうそろそろ、ドイツで公開だと思うのですが、これも日本では未公開かもしれません。

ビッケ大好きで、実写版映画も大好きなわたしの為に、ドイツの知人が、その『小さなバイキングビッケ』カレンダーを見つけ、日本まで送ってくれました。

ドイツは入学式シーズンで、書店やおもちゃ屋さんには、このようなグッズが溢れているそうです。

と、同封された手紙に書いてありました。

そんで、

その知人がカレンダーを買った時、子どもへのプレゼントだろうと店員が勘違いして「おまけ」を付けてくれました。

それがお菓子と風船。

ドイツ語でなんか書いてありますが、ドイツ語読めないのでわかりません(笑)

「おまけ」なので、お菓子二個と風船二個だけだったのですが、先週の水曜日はユキコの誕生日だったので、ユキコに上げようと思っていました。

木曜日の練習に来たら上げようと思っていたのですが、来なかったので、この日、月曜日に秋岡塾の少年部に上げました。

数が少ないので、一番年齢の低い子に「お菓子と風船好きな方選んで」と選ばせ(ミツキとアカリの弟ハヤテが最年少でした)、

「こっち」

と風船を選んだので風船を上げ、

「ハヤテの次に小さいの誰?」

と聞いて、やはり同じように選ばせたら、やっぱり風船。

風船大人気です。

二個しかないのに(笑)

あとは小学生だけだったので、私の周りにいた子らに上げました。

ケンタロウ、ショウゴ、ミツキ、アカリとかいましたが、お菓子は二個。それも小さいのが二個。

なので、

「割って分けて食べて」

というと、小さい粒菓子を割って食べていました。

「味どうよ?ドイツの味は?」

と聞くと、みな微妙な表情。

確か、ケンタロウだと思うのですが「ラムネ菓子の味。うめぇ」と叫んでいました。

へぇ~。

風船を選ぶ お菓子を食べる

一年かけて、やっと顔と名前がわかってきた秋岡塾少年部ですが、結構喜んでいたのでよかった。

練習後に、ドイツの知人に「子ども達喜んでいました」と連絡したら、その知人も喜んでいて、もともと「おまけ」でついていたやつなので、今度はちゃんとしたドイツ土産を機会があれば送りますとのこと。

なんでも、

ドイツには、真っ黒なグミがあるらしい。

もの凄い味らしい。

日本人だと、けっこうもの凄い反応をする味らしい。

もしかしたら、クリスマス前に、その真っ黒いグミが手に入るかもしれません。

「ラクリッツグミ」というグミらしい。

普通のグミは「果実グミ」だけど、こいつは「草グミ」らしい。草は草でも「甘草」らしいんだけど。

楽しみにしておこう。

もし送って貰ったら、ケイゴとタクミに食べさせてみよう。

そんなこんなで、

一般部練習が始まり、そして終了。

一旦、通常練習が終わり希望者で特練です。

わたしは、ブルガリアンバッグと木刀素振りやってました。

他のみんなは、フィジカルトレーニングとミットやってた。

フィジカルトレーニング とミット

延々やってたよね(笑)

素振りの合間、木刀もったまま足上げ腹筋しているタイセイとユキコに突っ込みを入れにいった。

気分は山本小鉄!

タイセイに突っ込む ユキコに突っ込む

ミット持ちは秋岡塾長がやっていて、ひとりでずっと動きながら持ち手やっていたので、特練終了後は汗だくになっていた。

特練終了

そして掃除して着替えて帰るだけなのですが、ここから、ジョーは自主トレです。

いつも、練習後に黙々と自主トレしています。

あれだけ練習したのに、日々の日課であるプッシュアップをいつものようにやっていて、黙々とやっていたのですが、

この日、代継橋道場の選手コースが終わった井上雄一朗は秋岡塾本部にきていて、

プッシュアップをしているジョーを見つけると、

追い込みかけていた(笑)

追い込まれるジョー

心拍数の上がり方違ったろ?ジョー。

この追い込み、わたしも散々やられ、なので、自宅で腕立てする時など、井上雄一朗がいる場合は、こそ~っと部屋を出て玄関とかでやっていたのですが、

だいたい見つかって、こんな具合に追い込みかけられる(笑)

隠れてやってたのに!

わたしはこの時、クールダウンを兼ねたストレッチやっていたので、タイセイにデジカメを持たせて、

「ちょっと追い込まれるジョーを撮しといて」

と頼みました。

もうジョーもこんな表情です。

疲労困憊なジョー

「井上先生来たから、もうタマランよ」みたいな表情。

そして、それをニヤニヤしながら撮影するタイセイ。

ええ、

そうです、

ご想像の通り、

このあと、

もちろんタイセイもやってます(笑)

ジョーが最後のプッシュアップやった直後、

「ヨシ!次はタイセイだ!タイセイやるぞ!」

という声が映像に入っていました(笑)

絶対そうなると思ってたよ、タイセイ。

結局タイセイも

もうみんな凄いよね。

回復力が。

異常(笑)

タイセイとか水泳部で、その練習後に稽古にきて、通常練習、特練やって、

最後に井上腕立て倶楽部だもんね(笑)

ジョーにしろ、少年部クラスから練習に出て、特練終わったら自主トレで最後まで本部道場でいつも練習やってるもんね。

継続は力なり。

そして、みんな帰ったあとも、ジョーは黙々と自主トレやってました。

ジョー自主トレ

そしてこの日は、井上雄一朗が、ちょっとあるパターンの技術を色々と、基本的なことですが、見てあげていました。

当てるには当てる「理」がある。

効かせるには効かせる「理」がある。

倒すには倒す「理」がある。

わけで、年齢的にもキャリア的にも、今だと井上雄一朗が言っている基本的なことが理解できるはずのジョーだったりします。

昨年の今頃なら、同じこと言っても、おそらく理解できていない。

理を学ぶ 寒いので中で見る

とはいうものの、

「知っている」

と、

「使える」

というのは、もう別次元な違いがあり、「知っていても」それを「使える」ようになるには、途方もない練習が必要なわけですが、淡々と、黙々と、継続して練習していると出来るようになるから不思議。

魔法でもなんでもなく、続けることだけが身に付ける最良にして最善な手段。

そして、これはなかなか難しいのです。

テクニカルなお勉強

努力は裏切らないので続けていこう。

あとで動画みたら、けっこう撮影できていたので、忘れなければ、木曜日にDVDに焼いて渡してあげる。

忘れなければ(笑)

ってなことで。


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