痛めた左腰が腰全体に広がり、動くことすらままならぬ状況になってきた私ですが、4月7日は水曜日で戸島教室と武蔵ヶ丘道場(南ヶ丘小学校)の練習日。
いつものようにやってきた井上雄一朗、もう凹んで負のオーラ全開な私を見て「だ、だ、大丈夫ですか?」と。
「大丈夫じゃないみたい。一週間くらい安静にしている」
と顔をゆがめて応えるのが精一杯。
月曜日に別れた際は、まだ元気いっぱいな私だったので、この展開に井上雄一朗も驚愕!
月曜日の時点でも痛めていたのですが、身体は動き、それで秋岡塾への出稽古に行って型など指導して、代継橋道場の特練後に井上雄一朗も秋岡塾に顔を出し、一緒に帰ったのですが(帰るって、もちろん二人して我が家ですはい)、帰り際に特大バッグを身体に負担がかからないように持ち上げていて、その姿を見て、
「先輩、スクワットみたいな体勢で、きっと下半身を鍛えているに違いない」
と思った井上雄一朗(笑)
家に戻って椅子に座るときに腰を庇いながら座ったので、
「あ!あれってそういう持ち方だったんですね」
と納得する井上雄一朗(笑)
月曜までは調子よかったんですよねぇ。
その状態を見ているので、水曜日の凹んで負のオーラ全開な私に驚愕したわけです。
戸島教室、武蔵ヶ丘道場(南ヶ丘小学校)の練習が終わり、戻ってきた井上雄一朗(戻るって、もちろん我が家ですはい)が部屋のドアを開けるなり、こう言いました。
「トヨズミ呼びました」
後輩のトヨズミ君のことで、ゴウセイと同期。
身体のケアの専門家です。私の状態があまりにも酷いので出動要請。
夜も遅いのに、わざわざ来てくれました。
ありがとー!トヨズミ君。
私の姿を見るなり(負のオーラ全開状態)「大丈夫ですか、先輩」と声をかけ、色々とやってくれました。
とりあえず、緊張している筋肉をほぐしてくれましたが、思いっきり左足がずれているということで、それも矯正。
腹這いになっていた時にふと昔を思いだし、
「あのね、昔、こうやって腹這いになってトヨズミに足を持って貰って背筋してたの思い出したよ。やまのした公園で」
と話すと、
「自分が高校生の頃ですか?」と返すので、
「そうそう。俺が大学生だったはず。『でっかい足です!』って言ってたよ。普通の足なのに」
と続けると、井上雄一朗が「先輩の足でかいと思っていたら、H先輩もっとでかくて、そのH先輩よりもタイチロウさんまだでかかった」とマニアックなことを話し出します(笑)
タイチロウさんとは、杉村多一郎師範のことで、昔、私とH君と同じ大会に出場したことがあって、その足のでかさに「ふくらはぎが太もも!」と驚愕したことがありました。まだ全員茶帯で十代後半か二十歳前後の頃。
あ、あの大会で大怪我してこの故障の原因になっているんだ。思い出した。
そんなことはどうでもよくて、
緊張した筋肉をほぐしてくれたトヨズミ君、とにかく今は「安静が一番です」と私に念をおしてくれました。
「ありがとねー」とお礼を言っていると、椅子に座っていた井上雄一朗がおもむろに上着を脱ぎだし、トヨズミ君に目配せしています。
?
「首がね・・・」
ってお前もかよ!
二年前の試合で負傷した左膝もまだ完治しておらず、首にも違和感がある井上雄一朗が私の次にトヨズミ君からケアを受けます(笑)
加圧している時に「痛みはありますか?」と聞くトヨズミ君ですが、井上雄一朗は困ったような表情になります。
「痛みって・・・どれくらいの痛みが一般的なんだろう・・・」
空手を長年やっているので、痛みに耐性あるし(殴り合いやってますから)、「痛い!」ってのは、我慢できないくらいの痛みを表現する言葉という認識があるので、こういう問いが一番困ったりします(笑)
トヨズミ君も長年空手をやっているので、「あ、そうですね」とすぐ納得して、色々と具体的な言葉で状況を確認します。
そして色々と昔話をしたり現在の状況を話したりしていたのですが、途中笑っている時に左腰に痛みが走り、その状況をトヨズミ君に説明すると、
「それは、先輩、ヤバイです・・・」
と恐ろしいことを言い出します(笑)
色々と確認して、やはりそうかと納得したので、安静にして痛みが引いたら本腰入れて治療しようと思います。
そんなこんなで昨日は木曜日。
いつもなら秋岡塾への出稽古なのですが、こういう状況なので当分練習はお休みと、ハリウッドスター二世とアラキョンにメールをしたのですが、
なんと!
ハリウッドスター二世のメアド、宛先不明で戻ってきた(笑)
なんという使えないやつだ!
アラキョンには無事メールが届いたみたいで、絵文字たくさんで「これから頑張って練習してきます!」という頼もしい返事がきました。
ハリウッドスター二世で思い出しましたが、本家本元のハリウッドスターは火曜日の代継橋道場の特練でやらかしたらしく、その話題も井上雄一朗が話してくれました。
そして、トヨズミ君は先月末のペガサスカップに応援にきてくれたのですが、その時に同僚と一緒でした。その同僚は空手に興味があるらしく、代継橋道場に体験入門にきたそうで、入門されるそうです。一般部です。
春は、新しい出会いの季節でもあります。
と、軽いタッチの記事をこうやって書いていますが、私の状態は深刻ですよ。
今月中に目処がたてばいいなぁと思っている今日この頃。