3月20日(土)は代継橋道場の練習日。
三角靱帯を1月に痛め、車の運転時(アクセルを踏んだりブレーキを踏んだりする動作)に痛みが走るので、そして代継橋道場までは市街地を通るので、練習帰りの運転が不安で約2ヶ月ほど行っていませんでしたが、この日はもう靱帯も大丈夫だろうと、雨風雷の中、代継橋道場にむかいました。
そしたら、大渋滞!!!
もうですね、オートマチック車なので、有り得ない回数アクセルとブレーキを踏み、靱帯が痛み出したという本末転倒(笑)
あまりの渋滞さに、「ちょっと待ってくれよぉ。なんでこの日なの?」となったり。
こんな感じで雨、強風、雷、かつ三連休前の土曜日の夕方で大渋滞。
車動かないので、雨の様子を撮影しました。
■春の嵐の熊本市
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マドレーヌの交差点はいつも渋滞なのですが、この動画の先にマドレーヌあるのですが、もう全然進みません。超暇でした(笑)
そんなこんなで、やっとこさ代継橋道場に着き、まずは少年部クラス。
リュウトの髪が伸びていて、なんか変だった(笑)
初級、中級とわけ練習し、少年部にはなかなか難しい足の動きを指導しましたが、最後はミット運びです。人数合わせのため、ユウスケも入ります。
いつものミット運びです。
そして少年部クラス終了。一般部クラス開始です。
前日の武蔵ヶ丘道場(武蔵ヶ丘コミュニティーセンター)時同様、基本練習をみっちりとむっちりと行います。
雨で湿度が高いからでしょうか、いつもより汗だくになります。
きがつくと、雨は上がっていたりして、雨上がり独特の、爽やかで静かな空気があたりを包んでいます。
と思うと、いきなり豪雨になったりするから春の天気はわかりません(笑)
むっちりと基本練習で下半身に効かせ、地味で嫌な汗をたっぷりかいた後はミット練習です。
ユウスケはエムとペアでしたが、ユウスケ攻撃時は井上雄一朗がミット持ちになります。武蔵ヶ丘道場ではハリウッドスターがそうでした。
代継橋道場ではユウスケ。
これがまた、ミット練習は持ち手次第でどうにでもコントロールでき、元々ミット練習というのは、自分より上級者にミットを持って貰って持ち手に引っぱって貰う練習なので、この状態は普通といえば普通。
ボクシングとかわかりやすいですね。トレーナーがミットを持ち、パンチ練習します。あれが本来の姿です。
空手の場合、団体練習なので、どうしても個別練習な競技とは練習論から違うのですが、本質は同じです。
空手の場合、通常のミット練習では、ミットの持ち手も練習になっています。
ということを知っていて、かつ実践しているところは少ないと思いますが、ミット練習は持ち手も練習。
そんなこんなでユウスケ。
井上雄一朗は、間合いを詰めたり、圧力をかけたり、サイドに回ったりと、決してユウスケのペースで打たせません。
実際の組手や試合などに近い動き。つまり、相手のペースになった場合の対処を考慮しての動きです。実際やったことある方ならわかると思いますが、自分のペースで動けないほど辛いものはありません。
そういう意味で、実戦的な練習に分類される練習方法になります。
あれですよね、腕立て伏せでも自分のペースでやるのと、他人に号令かけてもらってやるのでは雲底の差!
時間に関係なく、ラウンドに関係なく、持ち手次第で簡単に追い込むことが出来ます。一般部クラス、かつユウスケ相手なので井上雄一朗、思う存分やります(笑)
ユウスケのミット持ちでない時は、道場生の動きに目を光らせる井上雄一朗です。
いつもより、少し多めの中ミット練習でした。
そして一旦小休止し、水分補給したあとビッグミットです。
え?ビッグミット!?
特練ではなく、通常練習です(笑)
気合いを入れて頑張ろう~。
そして、ビッグミット時もユウスケ攻撃時のミット持ちは井上雄一朗。
ユウスケがんばれ~。
打ち込みですから、間合いはずされたり、圧力かけられると、倍以上疲労します。が、それが目的。
ラウンド終了後にへばっている道場生に「構えろ!」と注意しつつ、息が上がっていても気を抜かないことを指導する井上雄一朗であります。
気を抜いたときには、軽い技をもらっても十分効きます。そして、そういう技で効かされるのが多々あるので、練習中はたとえインターバルでも気を抜かない訓練をします。
通常練習なので、女子部も壮年部も声を出し練習します。
いい感じの雰囲気での練習です。
そんな中、代継橋道場のお約束といえば、ダイヤ。
「コラー!ダイヤ!」
少年部クラスでは、ダイヤの弟のユウガに「コラー!ユウガ!」なのですが、一般部クラスでは、やはりダイヤ(笑)
この日もちゃんとお約束通り、井上雄一朗に叱られます。
■ダイヤ叱られる
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通常練習のメニューなので、限られた時間でラウンドも少ないです。
ダイヤ、もう疲労困憊して、そういう練習なので当たり前なのですが、もうぐったりと壁によりかかっていました。
そこで「コラー!」なわけです。
ダイヤのダイヤたる所以は、それでも何事もなかったかのように、また最初から飛ばして全力を出し切るところ。
「コラー!ダイヤ!」あっての代継橋道場なので、これはこれでいいかな、と(笑)
全力でやるし。
でも、これが試合だったら、相手が見ていたら、相手も同じくらい疲れていても一気に元気になる。
なので、絶対気を抜いてはダメだ。ダイヤ。
勝負とは、実際戦って打ち合い蹴り合いするだけじゃない。
動画に音声入っていますが、ビッグミット時のタイマー係はタクミです。
幼年部。年長さんで、この4月から一年生になるのですが、大人の言ったことを理解し、そして実行できます。
タイマー係させても、ちゃんと指示されたとおり行います。
例えば、1分30秒のラウンドだとして、ラスト1分、30秒、10秒を教えること、と指示すると、ちゃんと「ラスト1分!」「ラスト30秒!」「ラスト10秒!」と大声で言ってくれます。
これはたいしたもんだと思います。
数字が読める。タイマーの動きを理解している。ということはもちろん、なんの練習をしているということまで理解しないと出来ないからです。
こういうのは、ケイゴよりもタクミの方が頼りになる(笑)
始める時も「構えて!始め!」、終わるときも「ヤメ!」と大声出してくれます。また幼いので声がよく通り大人よりいいじゃん!となったりします。
そんなタクミのタイマー係の活躍と、ビッグミット持ち手交代時のインターバル。セット間のインターバルじゃないのですが、その動画を見てみる。
■タクミのタイマー係
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そんなビッグミット練習終了で一般部クラスの練習終了です。
今月末、次の日曜日ですが、試合があるので、それに出場する道場生は特練です。
5月の大会に出場する選手も。
一旦通常練習を終了して身体が冷えているので、アップから始めます。
特練の練習パートナーになってくれるニシバシさんも、アップで身体を温めます。
この記事、タイトルに「大人の時間とリョウ」ってありますが、それに関するのは、これから書くことだったりします。
つまり、今まで書いてきたことは、すべて前段。前フリです。
長いよ(笑)
少年部や女子部などの場合、通称「月曜日の練習」と呼ばれる選手コースクラスがあります。志願制です。
一般部の場合は、通常の代継橋道場練習が行われる火曜日と土曜日の通常練習後に「特練」として行います。
これは「月曜日の練習」とは別格な内容です。
一般部対象ですから、自然とそうなります。
雰囲気からして違います。
怒声のような気合いや叫び、激しい息づかい、唸り声、骨や筋肉が軋む音、沈黙の中の熱気、そういう一種独特の雰囲気があります。
大人の時間です。
この日は、ケイゴとリョウが参加しました。
リョウは、井上道場生の中で一番遠いところから通っています。往復6時間です。
なので、土曜日の代継橋道場の練習にしか参加できません。
少年部クラス後一般部クラスまでいます。二クラス練習します。代継橋道場は毎週二回の練習なので、一回の練習を「1」とすると、二回で「2」です。
リョウは土曜日だけですが「2.5」です。
これは少年部クラスを二回ではなく、少年部クラスと一般部クラスの練習に参加しているから。1+1ではなく、1+1.5。
来週の日曜が大会なので、今週の土曜日の練習はお休みするとのことで、大会前の練習は今日が最後。なので、特練にケイゴと参加。
上のアップのシャドー時に上半身裸で色の白い方がリョウ。そうでない方がケイゴ。
なぜかカメラ目線なリョウ。
入門して1年以上たちますが、毎週往復6時間かけてきます。一から空手の基礎を教えました。
拳の握り方、立ち方、足の位置、ヒザの位置・・・基本練習時には、井上雄一朗がチェックし、徐々に上達してきました。
型も色々覚えました。
前に出て、基本稽古のセンターもできるようになりました。
でも、この日、息を入れる呼吸法のことを「空気を入れて~」と言っていました(笑)
みんなで窓をあけました(笑)
ケイゴと同じ3年生ですが、さすがに一般部クラスの「特練」の雰囲気は肌で感じたようで、最初から目つきが違いました。
この日の特練は、大会を8日後に控え、短時間のミット練習メインです。
井上雄一朗が現役時代一番練習していた時と同じメニューでした。とはいっても、ミット練習の一部だけなので、フルメニューやらせるわけではありません。でも、短時間に濃縮されたスタミナ練習なので、一瞬も気が抜けない練習ではあります。
いや~リョウのこの目つき。
全然通常練習時と違うじゃねぇかよ(笑)
あとで練習動画見て井上雄一朗と爆笑しました。
ペアはケイゴ。二人ともボケ担当。
突っ込みがいないのが欠点なコンビです。
その二人が大人の時間に挑戦です。
ツーステップというミット練習で、わたし、約2ヶ月振りなので、リョウは何度もこの練習、というか特練自体に参加していると思っていたのですが、練習後自宅で井上雄一朗に聞くと「リョウ初めてですよ」とのこと。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
通常練習二回もして、ミット運びもして、一般部クラスでは「え?特練メニュー?」と思われるようなミット練習やって(これには私も参加していたので、何度もぶっ倒れかけました)、それで軽快な動きでツーステップやっていたので、ちょっとビックリしました。
井上雄一朗もビックリしていました(笑)
もともとガッツのある子でした。ケイゴもガッツありますが、ケイゴとは質の違ったガッツの持ち主で、勝負師には必須な「ずるさ」も持っていたので、ちゃんと指導しないと「ずるさ」が先行して正面から正攻法で攻めれない、変な癖が付く子になっちゃうと思っていました。
そして、その点を井上雄一朗は注意しつつ指導してきました。
井上雄一朗も私も、そういう「ずるさ」を持ち合わせていた子供だったので、別の方向にいったらいかんわなぁと自分の経験として知っていたから(笑)
そんなリョウもさすがにラウンド数がすすむと、顔をしかめます。
声を出せ!自分で自分を鼓舞しろ!と井上雄一朗が指示します。
「鼓舞」なんて意味しらないと思いますが、要はそういう意味の激をとばした。
リョウは大きな声でそれに応えます。
「ずるさ」の通用しない、リアリティだけ存在する大人の時間の特練で、顔をしかめつつ気合いを入れ、歯を食いしばり頑張るリョウに成長を見ました。
一方、その隣りでは、
エムがミット持ちのユウスケに叱咤激励されながら、叱咤だけだったかもしれませんが、ヘロヘロになりながらミットに蹴り込んでいました。
フォームのしっかりしたやつだけ貼り付けているというのは内緒(笑)
サカイ選手が側に付き、ヘロヘロになりながら、クニャクニャになりならが、ユウスケに引っ張られ蹴り込むエムを見るサカイ選手の顔が微笑んでいるのは何故!?
このメニューでよく頑張っているなぁ、と。
そういう表情のようです。
それにしても、ユウスケの激は容赦ない(笑)
小学校1年生から同じクラス(ひとクラスしかないから)なエムなので、もう容赦なしです。
最後にリョウは一気に600本蹴る連蹴りです。通常稽古では200本連蹴りですが、特練なので3セットノーインターバルの一気蹴り。それもツーステップ終了後、即。
エムは大会が5月なので、これから仕上げていくので2セット400本。
これが最後のメニュー。
デジカメのメモリもなくなったので、この姿を撮影し、そのあとサブ道場で延々素振りをやっていたのですが、ずっとリョウの蹴り込む音が聞こえ、それに声をかける井上雄一朗他道場生の声を聞きながら、今日の特練は、スポットで少年部の二人が参加(特別参加です)したけれど、一般部、少年部問わず、特練に参加した道場生の気持ちがひとつになり、一生懸命頑張ったいい稽古だったなぁと、しみじみ思いました。
結果ではなく、過程を評価するならば、こういう過程こそが評価されるもので、物事に真剣に打ち込むということには、年齢も性別も関係なく、そういうものが有るか無いかだけだな、と思ったり。
そして、こういう盛り上がる日には、必ずといっていいほどいないのがハリウッドスター(笑)
風邪引いたそうです。
もの凄いオチでした。
往復6時間運転するリョウのお母さんは凄いです。
そして、代継橋道場からの帰り道、延々爆睡しているリョウはもっと凄い(笑)
リョウ!今日は寝るなよ!
と、井上雄一朗が帰り支度をすませたリョウに言っていましたが、入門以来一番練習したこの日、絶対爆睡したはず(笑)
ちなみに、リョウのおばあちゃんは、リョウにそっくりです。
もうビックリするくらい似ています。
横顔は同じ(笑)
という土曜日でした。
押忍!お疲れ様です!
先輩、質問です。
りょう君はどこから通ってるのですか?
片道3時間には驚きです。
エムちゃんも頑張って下さい!
太宰府の先(笑)
糟屋郡だったかなぁ。
わかる?
地図見ると、博多の方が全然近いよねぇ。
下の道(三号線)使ってるのよ。
最初に来た時は高速道路使ってきたので、私が熊本インターまで迎えに行った。
頭が下がるよ。
毎週だよ。
似たような体験しようと、昨年の正道会館九州大会は北九州で開催されたので、その時ぜんぶ下の道使って往復してみた。
片道5時間くらいかかったけど、少しはリョウママの凄さが実感できた。凄いよ。
一般部クラスまでやるから、稽古終わるの午後10時くらいよ。それから帰るのよ。
この記事の日は特練までやったから午後11時過ぎくらいに戻られたけど、そこから三時間だよ。夜で空いているとはいえ。
だから、リョウが今後どまぐれでもしようものなら、井上雄一朗と二人で・・・という話になっている(笑)
リョウが大人になり、運転免許でも取得した暁には、どれだけ凄いことを母親がやってくれていたのか、延々と説明する時を楽しみにしていたりする。
デ、
リョウママに出来てゴウセイに出来ないはずはない!
という話さ(笑)
エムは・・・エム的に頑張ってる。うん。
追伸
つうかゴウセイ。
博多に戻ったんだよね?
代継橋道場の土曜日以外、リョウに教えてよ。そっちで。ゴウセイが通って(笑)
基本練習だけでOKよ。あとは井上雄一朗がバッチリやるから。
ゴウセイは顔面ありも総合もやってたから色々できると思うけど、まず、痩せろ(笑)
そういう意味もある!
そんなこんなで、日曜日は木下先生ところの大会。「ゴウセイくん」と小学生なのに呼んでいたあの頃が懐かしい。
一昨年だっけ?見に来てくれたの。
今年はどうだろう?
「ウォーリーを探せ」ではなく「リョウのおばあちゃんを探せ」やってみて。
すぐわかるから。
同じ横顔(笑)
お久しぶりです。元道場生の宏樹です。
すいません、ミスりましたw。
元道場生ですが、書き込んでも良いですか?
一言報告がありますが、3月16日付けで小川工業高校土木科に合格しました。
連コメすいません。
現在、夜更かし中の宏樹です。
練習お疲れ様です。
皆様がこうして頑張ってる時に、こうやって、PCをカタカタやってる俺って、自分でも情けないです・・・。
大会頑張ってください!。応援してます
押忍! おはようございます!!
糟屋郡ですか!下の道とは、また驚きです。
しかもほとんど博多です。
私も、もう一度挑戦したいと思います。
大会の応援もできるだけ行きます。
懐かしい再会もありますし!
広樹!合格おめでとう!
私は建築科卒なので土木のことはあまりわかりませんが(建築のこともわかりません)弟の方は土木会社勤務で土木に関してはエキスパートです。なんでも聞いて下さい。
先輩方、来月熊本行きます。
宜しくお願いします!
こんにちは!佐藤です。
今日は2時間しかねてないので眠いです・・。
ゴウセイさん>ありがとうございます!
ところで質問なんですが、高校にいったら資格を取ったほうがいいですかね?
>ヒロキ
コメント全然問題ないよ!
合格おめでとう。
春から新しい環境での生活だね。
頑張ろう!
たまには道場をのぞいてよ。
みんな大きくなったよ。
>ゴウセイ
待ってるよ!
>ヒロキ
なんか、後半二つのヒロキのコメントがスパム扱いされてた(笑)
なので解除して表示するようにした。
横レスだけど、資格はたくさん取っておいた方がいいぞ。
若い頃は頭が柔軟なので、大人になって取得するよりも楽。とても楽。
そういうのは、大人にならないとわからないので、いまのうち、なんでもやった方がいい。
宏樹へ
高校で取得した資格は役に立ちます。
ガス溶接・アーク溶接などは日曜日を返上してでも取った方がいいと思います。
土木施工管理技士の国家資格も就職してからの実務経験とそれなりの知識が必要だけど、今から勉強しても損はないと思います。
ネットで一級・二級の問題集も見れるので、参考にしてみて下さい。
普段から工事してる現場を遠目に見るのも参考になりますよ。
頑張って下さい。
宏樹!またいつか一緒にあの辛いけど気持ちのいい汗流そう!