四連続投稿の三発目!
4月17日金曜日、武蔵ヶ丘道場のお話です。
先週の4月10日金曜日に武蔵ヶ丘道場の今年の集合写真を撮影し、その光景については過去記事「2009.04.10 集合写真は難しい!の巻」に投稿していますが、リョウヘイへいへ~い♪が高熱でダウンして稽古お休み、つまり、今年の集合写真には中学生になったリョウヘイへいへ~い♪の姿はありません。
「追加撮影もしないと思います」って書いていますが、リョウヘイへいへ~い♪も中学生になったことだし、と追加撮影しました。
一人だけの集合写真(笑)
その前に、この日の稽古は型中心でした。
技の緩急、力の強弱、腰を落とし、重心を変えずに移動する、などなど、体を練るにはもってこいな型。
井上道場では、みっちりとむっちりと型の稽古を行います。
空手の基本稽古や移動稽古というのは、型を分解した動作なので、型だけ延々やっていると、それは基本稽古や移動稽古を延々やっているのと同じなので、無茶苦茶しんどい練習であります。
外国人に「空手をやっている」というと、必ず「空手の動きをやってみせて」と言われます。今まで北米人だろうが欧州人だろうが、アジア系でない外国人には、必ず言われました。
そして、面倒くさいので、例えば軽くシャドーとかすると「いや、キックじゃなくて空手」と言われます(笑)
欧州人とかだと「キックは知ってるから空手を見せて」とはっきり言いますよ。
ああ、フルコンタクト空手に特化した動きだけでは、彼からしたら、それはキックと同じで空手ではないと思うんだなぁ、と、なんか文化の違い、考え方の違い、常識とは何か、など、崇高なことを感じたりします(笑)
そういう時は型とかやると大喜びですよ(笑)
マ、これも一部なんだけどね・・・と思いつつ、海の向こうからやってきたので、これでいいかな、と思ったり。
別に空手を学びに来た外国人ではないので、そういう外国人が持つ意識としての日本、意識としての空手って、面白いな、と思ったりします。
突き詰めれば、空手って何?
という命題を突きつけられているようでもあります。
そんな深く考えることはないんですけどね(笑)
ヌンチャクやトンファや棒とかやってみせると、ホント喜びますよ。
外国人から見れば、パンチやローキックなどのシャドーはキックと同じ、か。
これ、痛いところつかれた!と思っている関係者いるんじゃないでしょうか(笑)
それ以外にできないよ~って。
滑稽ですね。
そんなことはどうでもよく、型。
練習時はみんな一緒にやりますが、個別に型を演じて!となると、俄然緊張するから面白いです(笑)
型に限らないのですが、人前で演じる、試合もそうですが、そういうのは「緊張感」という一種のストレスを感じます。そして、この緊張感というのはプラスにもなるしマイナスにもなるものなので、稽古時から慣れておくというのも、修行のひとつではなかろうか?と思ったりします。
練習では出来るのに、ひとりでやってとなると出来なかったりしますもんね。何事でも。
型を分解したのが基本稽古と移動稽古なので、基本稽古や移動稽古がしっかり出来ていると型も上手いですね。
ヒカリ、ユウキ、ショウヘイ姉弟は、基本が上手いので型も上手い。
ユウスケは、中学生になって小学生時代とは体つきがどんどん変わってきているので、型にも重厚さが増してきたね。
井上雄一朗曰く「小学生の頃はどうしても絶対的な筋力が不足しているので、上手いですが迫力にかけますが、最近体も変わってきて、型も変わってきましたね」とのこと。
シュンスケみたいになるのかなぁ(笑)
それはそれで見てみたい気がする。
ハリウッドスターは井上道場で最上級者なので、型でも見本(手本)をする道場生ですが、井上雄一朗に誉められても「裏があるんじゃないか?」と勘ぐるから困る(笑)
誉める時は素直に誉めるって!
そんなこんなで、みっちりとむっちりと型の稽古を行い、通常稽古終了です。
ミット練習とは違った疲労感で全員汗だく。ハリウッドスターはつゆだく。
リョウヘイへいへ~い♪に
「写真撮ってあげるよ」
と言って撮影しました。
「でもあれなんだよねぇ、集合写真撮影しちゃったし・・・なんとか、頑張って合成してみるよ」
とリョウヘイへいへ~い♪に言ったものの、面倒くさいのは嫌だなと思っている私(笑)
いちお、作ってみたよ。
これでいいだろ?リョウヘイへいへ~い♪
写真撮影時に病欠した卒業アルバム状態!
ってなことで。