★2011.06.06 動画を復活させました。
★2008.05.10 久しぶりに記事を見てみたら動画が見れなくなってました。確認したら、なんと動画が消えてる!なので、動画の部分は削除しました。ご了承ください。
最近Tipsで話題の「豚軟骨」。もう井上雄一朗はこればっかりで、旨い旨いといってはビールを飲みつつ、はたまたご飯を食べつつ、豚軟骨を食しております。
レシピ記事を投稿しようと思っていて、その前にユウスケが食べちゃって(前記事「ユウスケ 豚軟骨を食べたの巻」参照)、あ、記事投稿のタイミングが遅れたなと反省しているところですが、なんせ画像と動画が多い(笑)
井上道場が深く濃く、それでいて端的な空手指導をするのと同じで、このレシピ記事も深く濃く、そして端的でいながら痒いところに手が届くような画像と動画を満載しておおくりします。
豚軟骨スープで作る特製ラーメンのレシピもありますよ。
このレシピ記事を読んでも(見ても)「わからなぁ~い」って方は、目玉焼きも作れないはず!
旨い豚軟骨を作って、ビールを美味しく頂いちゃってください。押忍。
では、続きにレシピ!
まず、材料ですが、基本的にスーパーの精肉コーナーで売ってある「豚軟骨」だけです。
それと「水」。
基本的にこれだけです。
タレがいるので、まぁ「ポン酢」があれば問題ありません。大人の味覚を求めるなら、これに「ラー油」と「一味」が必須ですが、「ポン酢」だけでも十分おいしゅうございます。
お子様がいらっしゃるご家庭では、「ラー油」と「一味」は、大人用タレとして別途に作るのが吉。というか大吉。
なお、前記事「ユウスケ 豚軟骨を食べたの巻」では、沖縄の香辛料を使ったら美味!とあったので、こういう具合にご自分でお好みの香辛料等をトッピングして、自分だけの味を作るのも吉。というか大吉。
そうそう。
食材に関する注意点があります。過去記事で九州以外にお住みの「じゃじゃまる」様よりコメント頂き、「こちらではスライスした豚軟骨です」「フライパンで塩胡椒で炒めます」という食べ方のご紹介がありました。
これはこれで旨いはず。
この記事で紹介するレシピは「炒める」ではなく「煮込む」になるかと思います。
熊本限定なのですが、食材(豚軟骨)は「マルショク長嶺店」か「鮮ど市場」で購入してください。肉厚でがっつりとした食感が楽しめる豚軟骨が販売されています。
田崎市場とかでも業務用の肉厚な豚軟骨を売ってあるんじゃないでしょうか?
井上雄一朗は「今度、田崎市場に行って買ってきましょう」と言っています(笑)
そんなこんなで、画像で紹介するような肉厚ながっつりとした豚軟骨を選んで購入してください。
精肉コーナーの裏で店員がお肉を加工しているようなスーパーなら、肉厚の豚軟骨を入れてよ、と頼むと仕入れてくれますよ。
ゆめタウン(サンピアン)の精肉コーナーにあった豚軟骨は、薄くてちょっとなぁって感じでした。はい。
なので、そのまま鮮ど市場に行ったり(笑)
まぁ、豚軟骨は肉厚のを選ぶと。
だいたい1パック300~500グラムくらい入っているやつを選びます。
さて。
今回使用した材料は以下。
■豚軟骨 約300グラムを3パック 全部で約1㎏
■ニンニク 一房とチューブ入り
■水 適量
■味ぽん タレ用
■ラー油 タレ用
■一味 タレ用
繰り返しますが、基本的に豚軟骨と水さえあればいいです。
調理するお鍋ですが、これは「圧力鍋」が必須です。
ご家庭にない方は、諦めてください(笑)
普通のお鍋だと、ちょっと厳しいかなと思います。一晩か二晩煮込めばいいかもしれませんけど。
■レシピ
購入した豚軟骨です。
これだとよくわからないと思うので、どれくらい肉厚かアップ画像で確認してください。
スライスしてあるやつって、これを縦にスライスしてあるんでしょうね。
これは「鮮ど市場」で購入したやつなので、ちとデカイです。
軟骨部分が確認できますでしょうか?
出来上がると、この軟骨部分にスゥーっとお箸が刺さりますよ。
それくらい柔らかくなっているって意味です。
この豚軟骨を圧力鍋に入れます。
適当に放り込む。
そして豚軟骨の入った圧力鍋に水を入れます。
熊本なので普通に地下水な水道水を入れます。
量は適量です。ひたひたくらいですかね。
これで火に掛けるだけなのですが、今回は「ニンニク」を入れてみました。
とりあえずチューブ入りのやついれましたが、生ニンニクもあったので皮をむいて放り込みました。
圧力鍋で煮込むので、最終的には丸のままなニンニクもクリーミィーに柔らかくなります。
火に掛ける直前の圧力鍋の中は、こんな感じです。
ニンニクは、必須ではないので、別に入れなくてもいいです。
圧力鍋がシュッシュッ言っている時には、もう強烈な香りが漂いますよ(笑)
井上雄一朗も私も「旨そうな香りだぁ!」って喜んでいますが。
これを火に掛ける。
そして待つだけ。
お使いの圧力鍋の仕様によりますが、今回は沸騰して中火で約20分。火を止めて約20分で出来上がりました。
蒸気が抜ければ出来上がりですね。
こんな感じです。
これで出来上がりです(笑)
ええ、これだけです。
もう食べられます。
簡単でしょ?
これだけなんですよ。まじで。
動画で見てください。
煮汁が濃厚で脂ギトギトです。なんか、コラーゲンだとかアレだとかコレだとか一杯濃縮されているみたいです。これはこれでスープとして後ほど使用します。
井上道場特製ラーメンを作るために(笑)
とりあえず、小皿に取り出します。
今回、約1㎏の豚軟骨を使用しましたが、小皿に取り分けでも余ります。結局食べちゃうのですが、残った分は、お鍋にスープと一緒に入れておいてください。
そうしないと豚軟骨を取り出して置いておくとですね、パサパサボロボロになっちゃうんですよ。
濃厚なスープな中に浸しておく。ってのを覚えて置いてください。
タッパにスープと一緒に入れて冷蔵庫で保管してもいいです。
翌日までなら問題ないです。
食べるときは「チン」して食べる(笑)
次はタレです。
タレは「味ぽん」「ラー油」「一味」を使って作ります。「味ぽん」つまり「ポン酢」だけでもいいです。
この「ラー油」と「一味」を入れた(たまにすりゴマも入れます)井上道場特製タレは、各分量が微妙で、これは「秘伝」です。はい。
空手の秘伝ではなく料理の秘伝ってとこが井上道場クオリティーなんですが(笑)
井上雄一朗しか、この分量配分は知りません。
なので、秘伝(笑)
まぁ、適当なんですけどね♪
ちなみに、この井上道場特製タレは豚軟骨オンリーではありません。豚しゃぶや牛しゃぶも美味しく頂けます。
ぶっちゃけ、ピリリと刺激のある、さっぱりしたタレと思って頂ければよろしいかな、と。
ビールが旨い!
もう一度、出来上がった豚軟骨を見てみましょう。
旨そうです!
居酒屋井上道場!
そして実食です。
この豚軟骨を調理した日は8月3日(金)です。
武蔵ヶ丘道場稽古の日。稽古から戻って、汗もかき、もうお腹ぺこぺこなわけですよ(笑)
出来上がるまでに小1時間かかっていますし。
その間、井上雄一朗はビールを買いに行っています。ついでに、井上道場特製ラーメン用のラーメンも。
下の画像には、ビールも見えます(笑)
たっぷりとタレをからめて、がっつりと豚豚骨を食べる井上雄一朗です。ニンニクの固まりも柔らかいので、上手くお箸で摘んで食べています。
そして、ビール!
空手は食欲だ!!!
この日は、私はどうしてもラーメンが食べたかったので、豚軟骨は二きれほどしか食べず、あとは全部井上雄一朗にあげ、ラーメン作成に入りました。
ここから、井上道場特製ラーメンのレシピです(笑)
スープ担当は私で、麺担当は井上雄一朗。
もうですね。
ラーメン井上道場!ですよ(笑)
さてさて。
井上道場特製ラーメンで使用した材料など。
■豚軟骨スープ
■即席めん 今回は日清の「麺達」
■小ネギ なくても問題ないです。
まず、圧力鍋から豚軟骨スープを取り出し、別の鍋に入れます。
結構ギトギトですが、日々稽古で汗を流している空手家だと、これくらいないと体が持ちません。
特に夏場は。
って、ことでそのまま使用します。
一般人なら、ちょっと濃いかもですね。水で薄めたり、スープ上部に浮かんでいる脂を抜いて使うことも出来ます。やり方は色々あるのですが、今回そのまま使用したので、そこは割愛します(笑)
教えて欲しい!という方は、井上道場までご連絡を(笑)
この豚軟骨スープですが、基本的に味はありません。まぁ、おみそ汁の「出汁」と思って貰ってよろしいかと思います。無茶苦茶いい出汁ですよ。今回はニンニクを入れたので、もう匂いだけならラーメンのスープ!
味付けは、市販品の鶏ガラスープ。どのメーカーでもいいです。味の素でもマイナーなものでも。
鶏ガラスープだと見た目も透き通ったスープになるので、お手軽です。
今回はスティックに入っていた、どこのメーカーかわからないやつを使いました(笑)
たまたまあったので・・・
味の濃さはお好みです。少しずつ入れて、スープを攪拌しつつ、味をご自分の舌で確かめつつ入れてください。
画像では2つのスティックですが、最終的に3つ入れました。
これでラーメンのスープは完成。スープ担当の私はお役御免です。
次に麺です。
今回は、「アベックラーメン」ではなく「麺達」です。
袋入りインスタントラーメンの中では、麺が美味しいラーメン。細麺のちぢれ麺なので、スープが麺にからみ、旨いんですね。アベックラーメンは細麺のストレート麺なので、この違いを麺担当の井上雄一朗が吟味して今回は「麺達」なわけですよ。
ちなみに「麺しか使わないなら、付属のスープとかはどうするの?」と思っている方もいらっしゃるでしょう。
そうなんです。麺(乾麺)しか使わないので、袋に入っているスープなどが余っちゃいます。
どうするか?
これは取っておきます。
そして、チャーハンを作る時の「隠し味」にします。
B級グルメ全開なんですが、この即席ラーメン付属スープを「隠し味」としてチャーハンを作ると、絶品のチャーハンが出来ますよ。是非、試しください。
閑話休題。
ガスコンロに麺を茹でるためのお鍋とスープのお鍋をかけます。
お鍋のお湯が沸騰したら、麺を入れて茹でます。
麺達なのでシコシコ麺なんですよ。
そして、茹で上がる前に丼にスープを入れます。
茹で上がった麺はザルにあけて、ザルから丼へ。
いつも書いていますが、料理の「一手間」をサボってはいけません。
麺をザルにあけて丼にうつしていますが、この「一手間」が大事です。
お鍋から直接丼にうつすと、余分なお湯も一緒に丼にうつります。
それを避けるために「一手間」かけているわけです。
空手も同じですよ(笑)
この一連の流れは動画でご確認ください。
もうですね、誰がみても・・・
ラーメン井上道場!
ラーメン職人にしか見えない井上雄一朗です(笑)
出来上がりはこんな感じです。けっこうクリアなスープの透明感あるラーメンの出来上がり。
でも、豚軟骨スープで作っているので、味は濃厚です。
大きい丼は、キティちゃん丼なんですが、おわかりいただけたでしょうか?
これに小ネギをトッピングして実食です。
具として、残っている豚軟骨を麺の上に載せてもいいですね。ゴージャスになります。1,000円くらいで売っても文句もでないでしょう(笑)
豚軟骨スープなので、まぁ豚骨スープでいいですね。そして鶏ガラスープ。豚骨と鶏ガラの混合スープで、豚骨スープらしからぬスープの色合いは、これは黒帯だから。
ラーメン黒帯!
まぁ、そういうことで(笑)
今回は豚軟骨を食べたあとに、すぐ作ったので小ネギだけです。
でも、ビールは新しい缶を取り出し飲む井上雄一朗。
お酒を飲んだ後にサッパリ頂けるラーメンかな、とも。
見た目より濃厚な味なんですけど(笑)
というわけで、画像と動画を満載した今回の「井上道場特製豚軟骨&井上道場特製豚軟骨ラーメン」レシピ、いかがでした?
日本、いや世界広しといえども、ここまで念入りにレシピ記事を書く空手道場は井上道場のみ(笑)
空手ネタ書けよ!
ってな話ですが、なんのサイトかわからないカオスがいいところ。
世には色々なグルメサイト、レシピサイトがありますが、ここまで詳しく書いているサイトって、まずないです。私、他に管理しているサイトで画像を満載したレシピサイトを作ったのですが、ネット上で一番画像を使ったある料理のレシピサイトでしたから(笑)
料理の作り方(レシピ)なのに、文字だけって有り得ないですよ(笑)
作り方を知りたくて見るわけで、やはり「百聞は一見にしかず」ですね。
でも、井上道場は料理の道場ではなく、空手の道場・・・
ユウスケ、このラーメンも旨かったよ。
でも、大人の味(笑)
どれくらい旨いかというと、あの井上雄一朗が涙を流して「旨い!旨い!」と言っていたから。
ってなことで。
是非、お試しあれ!
そうだ。
錬志会館の三浦指導員、井上道場に出稽古に来られないですか?
でも、戻って三浦館長から「出稽古の成果をみせろ」と言われたら「まず、スーパーで豚軟骨を・・・」ってなっちゃいますね。
叱られちゃいます。井上道場・・・
でも、ビールでも焼酎ロックでも肴になる井上道場特製グルメは、きっとお口に合うはず(笑)
やっぱり、
空手は食欲だ!!!
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