この記事を書いている現在、日付が変わっているので既に7月17日の日曜日になっているので、記事タイトルもああだったりします。
そんな本日7月17日(日)は、佐賀県総合体育館において、白蓮会館九州本部主催「ファイティングオープントーナメント第7回全九州空手道選手権ならびに新人戦大会」が開催されます。
井上道場からは、ハリウッドスター、ユウスケ、オカネさんが出場します。秋岡塾からは、ジョーが出場。
つうことで、昨日7月16日土曜日の代継橋道場練習の最後に、出場選手を代表してハリウッドスターが抱負を語ってくれました。
これがまた、
無駄に長く、端的に終わらない(笑)
マ、なんつうか、ハリウッドスターはトーク下手なので、こう端的に、手際よく、明朗に、何かを語ることは不得手なのですが、気持ちはなんとなく、
なんとなく、
伝わりました(笑)
そんな、練習最後の、試合前の抱負を見てみる。
途中からですが。
勝負なので「勝ち」「負け」はあります。必ずあります。二つにひとつ。
なのですが、
やはり、
勝つことは尊いが、より尊いのは、不断に勝つ努力をすることである
の言葉通り、一回ぽっきりの勝負の結果よりも、不断の、つまり「絶え間ない」努力の方が尊いわけで、詩人高村光太郎の詩集に『道程』というものがあり、「みちのり」ではなく「どうてい」と読むのですが、中学生あたりだと、この詩集名だけで盛り上がるのですが、今は関係ありません・・・
んで、『道程』という詩は、「僕の前に道はない 僕のあとに道はできる・・・」ってな詩だったと思うのですが9行の短い詩です。
おおもとは102行の長詩で、こっちの方がなんか例えにはいいのですが、マ、現在表に出ている『道程』という詩は9行の方なので「僕の前に道はない 僕の前に道はできる・・・」でいく。
なにが言いたいかというと、動画で井上雄一朗も言っていますが、大会に出場する選手のみなさんは、今までやってきたことを、その「結果」を出して下さい、と。
勝負の結果がいいにこしたことはありませんが、それだけではないのです。
まだまだ、道の途中。
夢の途中。
あ、来生たかおの曲に『夢の途中』って歌がありますね。
それを薬師丸ひろ子が歌ったのが『セーラー服と機関銃』・・・
そんなことはどうでもよくて、
上には上がいます。
今自分が持っているものを、すべて出して、悔いのないようにしてください。
練習後に、「特練」として苦しい練習をやってきました。
でも、相手も同じくらい苦しい練習をしてきているわけです。
自分に負けないようにしてください。
大会前日なので、この日の練習後は特練もなく、みんな早く帰宅しました。
そんな、静かな道場でひとり筋トレしたりサンドバック叩いたりしていたのですが、気が付いたら24時近くで、
「やべ!明日早いんだ!」
と慌てた、というのは内緒。
と、
まぁ、
そんだけな記事です。
ちなみに、高村光太郎の詩集で一番有名なのは『智恵子抄』じゃないでしょうか?
今でも教科書(中学の国語)にのっているのだろうか?
わたしが中学生の頃は、国語の教科書に『智恵子抄』の一編「レモン哀歌」がのっていました。
高校生の時だっけ?
いずれにしても、ダイヤママは習っているはず!
短い言葉で情景をありありと表現した「レモン哀歌」にはビビッたものです
詩とか、あまり知らないのですが、西條八十(さいじょう やそ)の「ぼくの帽子」ってのは好きですねぇ。
こういう詩です。
ダイヤママとかパパとか、ユウスケパパとかも絶対しっているはず!
母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、
谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。母さん、あれは好きな帽子でしたよ、
僕はあのときずいぶんくやしかった、
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。母さん、あのとき、向こうから若い薬売りが来ましたっけね、
紺の脚絆に手甲をした。
そして拾はうとして、ずいぶん骨折ってくれましたっけね。
けれど、とうとう駄目だった、
なにしろ深い谷で、それに草が
背たけぐらい伸びていたんですもの。(後略)
長いので省略しましたが、この詩がメインテーマとなって作られた推理小説が森村誠一の『人間の証明』。
松田優作主演で映画化されました。
主題歌は、この詩をまんま英訳したもので、ジョー山中が歌っていました。
♪ママ~ ドゥ~ユ~リメンバ~
で始まる有名な曲です。
参考)こういう曲
切なくて悲しい詩なんですよねぇ。
こんなこともどうでもよくて、
この日の代継橋道場の少年部では、最後に試合形式の組手を行いました。
低学年から高学年まで。ハヤトがいなかったので、この日の最上級生は5年生で、大将戦はケイゴとショウタ。
ショウタがもの凄くよかった!
ついでにこの記事で、この試合形式組手ネタも書こうと思いましたが、長くなりそうなので次回以降のネタにします(笑)
結果からいうと、
ショウタが勝ちました。
本戦、延長戦までな組手でしたけど、ケイゴとショウタのみ再延長戦までやりました。
それでも、内容は互角で大会だとしても、旗が割れたはず。
ショウタよかったよ!
明日、あ、今日か。白蓮会館の九州大会の応援に行く人は、気を付けて佐賀まで行って下さい。
わたしは・・・
あと4時間もしない内に出発します。
寝なきゃ。
ってなことで。
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■2011.07.18 ファイティングオープントーナメント第7回全九州空手道選手権ならびに新人戦大会(白蓮会館)!の巻
「先日7月17日の日曜日は、佐賀県総合体育館で白蓮会館九州本部主催「ファイティングオープントーナメント第7回全九州空手道選手権ならびに新人戦大会」が開催されました。昨年は、アクシオン福岡で5月末に開催されたのですが今年は7月。もう暑い暑い日でしたが、大会も熱い熱い戦いばかりで、例え真冬に開催されていたとしても、「熱い大会」だったに違いない・・・」