「りとるきっちん」で食べる2!の巻

りとるきっちんで食べる2井上道場御用達ご飯処飲み処といえば、熊本市帯山の「りとるきっちん」!

県立大学通りにあった旧店舗から、帯山にお店の場所が変わりリニューアルオープンしたのですが、その時行ったのが昨年9月末。約二ヶ月半振りに再び「りとるきっちん」へ。

実は12月にも行っていたりします(笑)

そんな、「りとるきっちん」で食べたネタその2。

昨日は1月10日で月曜日。「成人の日」で祝日です。

戸島教室のリョウタロウの長姉が今年成人式で、

「ご飯どこに食べにいこうか?」

「『りとるきっちん』にしよう!」

と、井上雄一朗におさえてもらっていました。

昨年末から、「成人の日」はご飯食べに行こうと言っていて、リョウタロウは私の甥っ子なので、リョウタロウの長姉は姪っ子になるのですが、その母親が私の実姉なわけで、

「雄ちゃん(井上雄一朗のこと)にもスケジュール空けといてと言っててネ」

と言われていたので、12月の時点で、井上雄一朗はスケジュール表に「1月10日は食事会」とやっていました。

そんなことはどうでもよくて、

そんなわけで、「りとるきっちん」に行ったわけですが、井上雄一朗がお店をおさえるとき、マスターに「かくかくしかじか」と念を押していたみたいで、手作りの、美味しい、滋味でありつつ美味な料理の数々を堪能しました。

「りとるきっちん」の料理は、いつでも美味しいので、

やっぱり旨い!

わけです。はい。

夕方に井上雄一朗が自宅に来たので、BB号に乗せ出発。そして、割とすぐに到着。

りとるきっちんの看板 入口の黒板

でーん!

と、お刺身盛りがありました。

予約席は奥の掘りごたつのとこ 刺身盛り

ちょっと、画像ではわかりにくいのですが、カワハギの肝とお刺身があり、久しぶりにカワハギの肝とお刺身食べました。

マスターが捌いたお刺身。

カワハギの肝ですが、お醤油につけてそのまま食べるもよし、お醤油皿に入れて、他のお刺身を食べるときに合わせて食べてもよしで、淡泊でありながら濃厚なコクのある、肝独特の旨味と滋味に舌鼓を打ちます。

この画像だとわかるかな?

カワハギの肝と刺身部分(左上)

味覚がまだ子どもな小六のリョウタロウは、お肉よりお魚の方が大好きなのですが、この肝はイマイチだったみたいです。

井上雄一朗も、

「ああ、まだわかんないか。でも、お酒飲むようになると旨さがわかるから」

と言っていました。

そして、エビがきました。

単品メニューだと「世界一のえび」と書いてある、例のエビ。

塩焼きと茹での二種類あって、9月の時は塩焼きバージョンを殻ごとバリバリ食べました。

参考)9月に食べた塩焼きバージョンのエビ
塩焼きバージョンのエビ(2010年9月来店時)

今回は茹でバージョン。

つまり、ボイルなえび。

エビ自体が、むっちり、みっちり、もっちりなので、「りとるきっちん」のエビは絶対一度食べた方がいいと思います。

ボイルのやつには、ソースが付いていました。タイ風の辛口アジアンテイストなソースです。

世界一のエビのボイルバージョン ソースはアジアンテイストな辛口タイ風

お正月は終わりましたが、まだ1月なので縁起物のエビは外せません(笑)

ちなみに、

なぜエビ(海老)は縁起物なのか?

というと、

エビは漢字で書くと「海老」ですが、「老」という字が使われている通り、「年老いて、(エビのように)腰が曲がるまで長生きできるように」という願いが込められているからです。

長寿の意味です。

そんなこんなで、料理はジャンジャン出てきます。

今回、初めて食べたのですが「馬肉のカツレツ」、これ絶品です!

馬肉(馬刺し)は「桜肉」とも言われるように、空気に触れると淡いピンク色の鮮やかな切り口を見せるのですが(なので、納豆とあえた馬刺しの食べ物を『さくら納豆』という)、そんな馬刺しで食べられる馬肉に衣を付け、軽く揚げたカツレツは、

超レアな、まるでタタキのような仕上がりで、口に入れると、衣のサクサク感は感じるのですが、馬肉自体はとろけるように柔らかく、それでいて、馬肉独特の甘みチックな旨味が広がります。

ソースに付けて食べるのですが、なんというか、もう少し咬みごたえというか、固さを感じると思っていたのに、超柔らかいので、一瞬驚きます。

カツレツなのに!

絶品です。

馬肉のカツレツ 超柔らかでジューシーな馬肉のカツレツ

ちなみに、カツレツは英語だと「Cutlet」。

最後のtの発音は、ほとんど聞こえないので、英語で聞くと「カレ」とか「カッレッ」に聞こえるそうです。

なので、英語圏で「カレー」と注文すると「カツレツ」が出てきたりするらしい(笑)

あと、海外では「カツレツ」は「パン粉の衣をつけて油で揚げる調理法を意味するものではない」らしいので、日本でいうカツレツ(トンカツとか)を食べようと思って「カツレツ」を注文しても、想像していたのと違うものが出てくる場合もあるとか。

へぇ~。

以上余談。

食べつつ、飲みつつ、喋りつつ、時間は過ぎていきます。

井上雄一朗とリョウタロウの姉 飲み物はビール

そしてやってきました!

「りとるきっちん」といえば、この料理。

そう、

アボガドを抱きしめて!

アボガドに生ハムではなく、薄切り馬肉が乗っている、馬肉がアボガドをしっかりと抱きしめている「りとるきっちん」で恐らく一番有名な品(個人的感想)。

実はソースが旨かったりします。

9月の時と違って、お皿が白なのでソースもはっきりと確認できます。

アボガドを抱きしめて ソースが旨い

何度食べても旨い「アボガドを抱きしめて」なので、大きい画像で見てみる。

アボガドと馬肉の奇跡

9月の時は食べて、12月の時は食べてなかったので、久々でしたが、やっぱり旨い。

熟したアボガドの、濃厚なコクとまったりとからみつくような食感に、薄くスライスされた馬肉の旨味がマッチして、そこに自家製ソースのアクセントが広がり、なんというか、三位一体を感じます(笑)

心技体みたいな。

多分、裏方なソースが重要な役割をしていると思うので、アボガドと馬肉買ってきても、これと同じ味は出せないと思います。

「りとるきっちん」に行ったら、とりあえず、これだけは食べて!の筆頭(笑)

アボガドをだきしめてお品書き

あと、串焼き(焼き鳥)も出てきました。

串焼き系は、出来上がりをホフホフ言いつつ速攻で食べないと意味がありません。

冷えた串焼きは、伸びきったラーメンと同じ。

テーブルに置かれたら、他の人のことなど考えずに、食べたい串を速攻で取り、一味をパラパラと落とし、熱々のところをハヒハヒフッフと言いつつ、一口でガブリとやり、焼きたての肉片を丈夫な歯で咀嚼し、その柔らかさと味を堪能する。

そして、今度は冷たいビールをグビッと飲み干し、

プハーッ!

とやる。

これ最高。

砂肝が柔らかくてムチムチしていて美味しかったです。

串焼き

運転するので、ビールではなく手作りレモンスカッシュ飲んでましたけど(笑)

あ、そうそう。

「りとるきっちん」のソフトドリンク「手作りシリーズ」は絶品です。手作りレモンスカッシュと手作りジンジャーエールを飲みましたが、どちらも「レモン」「しょうが」たっぷりで、ジンジャーエールとか、もう横須賀で飲んだ本物のジンジャーエールと同じ味!

カナダドライとかと全然違いますよ。甘みの少ない、しょうがなジンジャーな炭酸飲料で、正真正銘のしょうがジュース。

レモンスカッシュも檸檬たっぷりで濃厚でした。

次に食べたのは、名前忘れちゃったけど、白身魚の天ぷらみたいなやつ。

白身魚の身が、ホクホクのフワフワ。

これ、お酢が入った別皿に岩塩を落とし、それを付けて食べます。

あっさりと、さっぱりとしていて美味しいです。

イギリスのフィッシュ・アンド・チップスに近いのかな?

つうか、フィッシュ・アンド・チップスなのかな?

白身魚のやつ

ピザも食べました。

二種類あって、トマトピザとキノコピザ。

画像はトマトピザしか撮影していませんが、厚切りのトマトが濃厚なバジルソースと絡み合って美味しいです。

厚切りトマトが熱々で温野菜状態。これがまた旨いんですよ。

トマトピザ トマトピザの厚切りトマト

そして、やっぱり、「りとるきっちん」にきたら、これは食べなきゃ!

という白身魚のホットサンドも食べました。

今回は、具が白身魚だけではなく、スパム(豚肉のソーセージ)のやつも注文。

ホットサンド 白身魚とスパム

白身魚は食べたことあるので、スパムを食べたかったのですが、わたし丁度席を外しており、戻ってきたらホットサンドがひとつしかなかった!

それも白身魚の方。

「スパムメチャ美味しかった!」

そうですが、食べ損ねました。

ちなみに、トイレに行っていたのですが、トイレで忘れ物の携帯電話と小銭入れを発見。お店の人に渡していたので、戻るのに時間を要し、そのおかげでスパム食べ損ねたり。

次にきたのは、「豚ロースコートレッタ」。

コートレッタ?

コートレットのことです。

フランス語です。

Cutelette。

英語だとCutlet。

つまり、カツレツ(笑)

豚ロースのコートレッタ お肉の間には香草がたっぷり

「りとるきっちん」のコートレッタは、豚肉の間にチーズと香草が挟んであり、オーブンでじっくりと焼き上げたやつです。それに自家製トマトソースがたっぷりと。

この自家製トマトソースが、見た目よりあっさりしていて美味しいです。

コートレッタのお品書き

コートレッタの画像は、既に切り分け、取り分けたあとなのでアレなのですあ、テーブルに来た時は、もうデン!っと拳二つ分くらいの大きさでした。

最後が「チキンのオリーブ焼き」。

オリーブオイルで焼いてある骨付き鶏もも肉という、とてもシンプルな料理なのですが、料理ってのは、基本的にシンプルイズベストなので、単純な中にも濃厚な味覚が味わえます。

これ、ナイフとフォークで身をほぐし、岩塩をかけ、別皿にあるパンと一緒に食べます。厚切りパンを切ってるやつと一緒に出てきます。厚切りパンの画像は撮影し忘れましたけど。

鉄板が熱々で、もうジュージュー言ってます(笑)

井上雄一朗など、

「あ、これ、温っかい」

と、手をかざしていました(笑)

チキンオリーブ焼き チキンのオリーブ焼きお品書き

食べやすいように切り分けるのですが、これ、井上雄一朗がやってくれました(笑)

オフクロとか、既にお腹いっぱい状態だったのですが、井上雄一朗、切り分けたチキンをナイフとフォークで器用に取り上げつつ、

「おばちゃん、そのパンの上にのせて、これだけ食べて。これだけ」

と食べさせていました(笑)

オフクロも普通に食ってた。

チキン切り分け中の井上雄一朗 切っているところを見る

料理は以上。

たぶん、撮影し忘れているやつもあったはず。

でも面倒くさいのでスルー。

ほんでもって、

最後は、やはり、濃厚ソフトクリーム!

12月に黒ごまソフトクリーム食べて「無茶苦茶濃厚だぜ!」となったので、みんなにすすめました。

あとは、バニラとかチョコバナナとか色々食べた。

バニラアイスでお口直し リョウタロウもバニラ

相変わらず美味しい「りとるきっちん」でした。

マスター!お世話になりました。

今週から、既に通常営業しているそうです。

通常営業中なりとるきっちん

ちなみに、

バイト募集中だそうです。

バイト募集中なりとるきっちん

という、1月10日成人の日でした。

ってなことで。


<関連記事>
過去記事の「りとるきっちん」ネタです。

「りとるきっちん」で食べ過ぎた!の巻■2011.06.21 「りとるきっちん」で食べ過ぎた!の巻
「りとるきっちん」で食べきれないほど食べたネタ。「おまけ」として、旧店舗時代の画像で往時を偲んでいたりする。

「「りとるきっちん」ネタは何度も記事にしており、家族や道場でも行っているので、今さらネタにすることもないかな?とか思ったのですが、初めて食べ過ぎて、食べきれなかった料理を「お持ち帰り」しちゃたので記事投稿・・・」


いやがらせバーガーを食べる!の巻■2011.04.03 いやがらせバーガーを食べる!の巻
「りとるきっちん」名物の超特大ハンバーガー「いやがらせバーガー」を食べた時の記事。

「井上道場御用達ご飯処飲み処といえば、マ、色々あるのですが、料理がバツグンに美味しい!という観点では、やはり、断トツで「とりるきっちん」になります・・・」


「りとるきっちん」で食べる!の巻■2011.09.29 「りとるきっちん」で食べる!の巻
「りとるきっちん」の基礎情報など。場所(地図)とか書いている昨年9月の記事。

「先週の木曜日の記事、つまり9月23日の「再び、武蔵ヶ丘の「プランゾ ベイリーズ」で飲む!の巻」という記事で、「次は移転してリニューアルしたリトルキッチンに行く!」と書いていますが、その日に行きました・・・」


空手はベースボールだ!■2007.07.22 空手はベースボールだ!
移転前のリトルキッチンを紹介している記事。「りとるきっちん」のマスターオヌキと井上雄一朗は同じ早起き野球のチームメイト。

「井上雄一朗が所属する早起き野球チームには、熊本県立大学横の「リトルキッチン」のマスターもいます。
「リトルキッチン」とは、美味しい洋食屋さんですね。
色々な国のビールが抱負に揃っているお店でも有名・・・」



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