7月10日は金曜日。武蔵ヶ丘道場の稽古日です。
ムシムシとジメジメとした天候で、座っていても立っていても不快感だけがある金曜日でしたが、稽古が始まれば汗をじゃんじゃんかきます。その汗が肌にジットリとベッタリと張り付いていて、さらに不快感がある、まるで体中から苔が生えてくるんじゃないか?というくらい湿気の多い日でしたが、稽古が終われば腹が減る。
「今日は何食べた?」とケイゴに聞くと「う~ん・・・」と悩み出したので、ケイゴの記憶力ってこんなもんだよなぁと思っていたら、タクミが「コロッケとご飯!」と回答してくれました(笑)
メンチカツだったらしいんですが。
そんなことはどうでもよくて、前記事に続くグルメネタです。
今夜は「お好み焼き!」。
レシピ付きな「食事@井上道場」兼「レシピ@井上道場」な、空手ネタ一切なしの記事。
武蔵ヶ丘道場の稽古が終わり、家に着くと、とりあえず「カフェオレ」を飲みます。
インスタントコーヒーを牛乳で割った「カフェオレ」。砂糖は入れたり入れなかったりですが、井上雄一朗が飲むやつは砂糖入りです。
稽古して体を動かしたあとですから、糖分補給も兼ねて飲むのですが、これが旨いんですよねぇ。
なので、前記事のオムライスの記事でも「カフェオレ」が登場しています。
この日も、とりあえず「カフェオレ」を飲みました。
この日は、「暑いよなぁ」と話しつつ、夕食っつっても、何を食べようかと思っていたらキャベツが目に入りました。モヤシもあるし、豚肉もあったので、「お好み焼きだ!」と早速準備。
井上雄一朗は私のパソコンで、全世界規模の大会の映像で色々研究です。
空手家ですからねぇ。
色々研究します。
・・・。
・・・。
天下一武道会。
・・・。
ドラゴンボールじゃねぇかよ!
最近、『ドラゴンボール』をよく観ています(笑)
そういえば、稽古終わりの雑談タイム時にケイゴが「先輩、明日5時半からドラゴンボールありますよ」と教えてくれました。
井上雄一朗が「なんだケイゴ、ドラゴンボール観てるのか?」と聞くと、
「観てない」
なんじゃそりゃ!
ケイゴ、相変わらず意味不明(笑)
そんなこともどうでもよくて「お好み焼き」です。
冷蔵庫などで見つけた材料は以下の通り。
■キャベツ:適当
■モヤシ:一袋
■山芋:適当
■豚肉:小間切れ1パック
ここで小麦粉がないことに気が付いて、慌てて24時間営業スーパーへ。
「お好み焼き粉」とか売ってあるんですが、小麦粉は天ぷらや他の料理にも使うので、中力粉を購入。
薄力粉でも柔らかいお好み焼きが出来るのですが、まぁ、中力粉でいいな、と。
■小麦粉:中力粉を適量
■卵:2個
■調味料:適当ですが、お出汁の元や化学調味料を適量です。
キャベツ等の画像は以下の通り。
山芋は以前叔父から貰っていたやつ。本当に山から適当に掘ってきた芋なのでゴツゴツしています。昔はもっとデカイのが埋まっていたそうです。
勝手に埋まっているわけじゃなく、ちゃんと植えているんです(笑)
長持ちしますねぇ。もの凄く強いです。山芋。大和芋のように白が目立たなく、擂(す)ると変色してしまうのですが、とにかく粘りが凄いです。
なければないで問題ないです。いつもは使いませんが、今回は目に入ったので適当に擂って使いました。
豚肉は冷凍庫にあったやつです。本当は豚バラが味があっていいのですが、小間切れを使いました。牛肉の小間切れとかだと手で千切れるので便利ですよ。
でも、こういうのは豚肉の方が相性がいいです。
■レシピ1
小麦粉を大きいボウルに入れます。この時に一手間かけます。
「粉ふるい」で小麦粉をふるいにかけます。お菓子作りする人だと持っているはず。これできめ細かい生地になります。これやらないと、もう小麦粉がダマになっちゃうんですよねぇ。
擂った山芋を入れる。
卵を入れる。
だし汁や化学調味料を入れる。量は適当です。
「お好み焼き」って、結局最後はソースの味が決めてになるので、生地は適当で十分です(笑)
削り節、青のり、お好み焼きソース、マヨネーズさえあれば、失敗することってないです。これらがあれば、どう食しても「お好み焼き」の味しかしません(笑)
これらを攪拌します。
■レシピ2
生地が出来上がったところに、野菜を入れます。
キャベツは細かくした方がいいです。火の通りが早いので。
千切りというかスライスしました。そういう器機で。
モヤシはまな板の上で包丁を入れます。そのままでもいいですが、どのみちボウルに入れて混ぜる時に折れるので、あらかじめ小さくしておきます。
それら野菜を生地と混ぜ合わせます。
野菜と生地が混ざったところでお肉を入れます。
小間切れな豚肉ですが、これもまな板の上で適当に小さく刻んでいます。
焼きの時に、生地の上に豚肉などを載せて、ひっくり返して焼く方法もあるのですが、豚肉が焼きすぎたりするので、最初から生地に入れておきます。
このため、ある程度の小ささに切っておく。
焼きの時に煮えるので生地に混ぜ合わせても問題ないです。
生地作りの時は泡立て器を使いましたが、野菜やお肉を混ぜるときは「お玉」が便利です。
ボウルの底から混ぜ合わせることができます。
■レシピ3
「焼き」になります。
井上雄一朗と私の分なので、二枚同時に焼きます。
フライパンと中華鍋っぽいフライパンがあったので、これを使って同時焼き。
強火でフライパンを熱し、暖まったところで(煙が出る直前)中火にします。そして油をしく。
火は最後まで中火のままでいきます。
ここに混ぜ合わせた生地をお玉を使って入れます。
真ん中にどぼっと落とし、その際に「ジュー!」といい音がします。
フライパンの二回りくらい小さな円が出来るくらいの量を落とし、お玉の底を使って平にします。
あとは数分このまま焼き続けます。
生地の外側が乾燥してきたら引っ繰り返すタイミングです。
フライ返しなどを使い引っ繰り返します。
今回は山芋を入れているので、ふっくらとなるはずなので、引っ繰り返した後はそのままにしておきます。
引っ繰り返して、焼き面をフライ返しなどで押す方法もあるのですが、「そうする」「それはダメ」色々やりかたありますが、ふっくらと仕上げたいなら、そのまま。
山芋を入れていると生地が柔らかいので、引っ繰り返す時は最新の注意をします。
ここでフライパンに蓋をして、蒸し焼きにします。
これがふっくらと焼き上げるコツです。
うちのフライパン大きいので、デカイお鍋の蓋を使っています。画像はないです(笑)
蓋の間から蒸気が出るとOK。
蓋を取り、もう一回ひっくり返し、そこで一分くらい焼きます。
これで出来上がりです。
■レシピ4
仕上げです。
お皿にお好み焼きソースを塗り、その上に焼き上がった生地をのせ、その生地の上に「お好み焼きソース」「マヨネーズ」「削り節」「青のり」をトッピング。
マヨネーズはお好みで。
こんな感じになります。
出来上がりのアツアツを、ホフホフしながら食べるのがオツです。
山芋入りなので、生地はさっくりとしつつやんわり。キャベツとモヤシのしゃきしゃきと程よいしなりが口の中に広がります。
豚肉の滋味のある濃厚な味とソースとマヨネーズがグッドで、いわゆる「関西風お好み焼き」なんですが、無茶苦茶旨いです。
このサイズが合計4枚出来ました。
なので、二人で2枚ずつ食べましたが、キャベツは半個使ったと思います。
すぐ、腹が減るはず(笑)
小麦粉、キャベツ、豚肉があれば出来ます。お肉はなくてもいいです。
けれど、お好み焼きソースと青のりだけはないと「お好み焼き」の味にはなりません。
余り物な食文化の「お好み焼き」なので、適当でOKです。
余力があると、焼きそば作ったりモダン焼き作ったりしますが、この日はお好み焼きだけ。
とりあえずの腹ごなしにはなりました。
是非、ご堪能ください。
簡単です。はい。
鹿児島支部のマツモト先生が入院し、数日絶食だったのですが、その間の記事が食べ物ばかりで申し訳ないです。
わざとじゃないです(笑)
熊本に来たときは炭火焼きやお好み焼きなど、時間があればご馳走しますので。
早く元気になってください。
■追記
「お好み焼き」を食べる井上雄一朗を撮影しようと思っていたのですが、途中でデジカメのバッテリーがカラータイマー点滅状態になり、完成品撮影を優先させたので、食べる画像はないです。
あ、いま、隣でイビキをかいて寝ています(笑)
満腹太郎!
暑中見舞い申し上げます
先週金曜に退院しました。
いつも美味しそうな記事に涙出るほどです
(笑)。時間見つけ熊本にも伺います
>マツモト先生
遅くなりましたが、退院とのこと、まだ体調は完全ではないでしょうが、そしてモエノやリュウトたちの稽古で忙しいでしょうがご自愛下さい。
雨ばかりで夏はどこだろうってな毎日ですが、上がらない雨はなく、夜が必ず明けるように、悪いことがあれば、必ずいいことがあります。
そのいいことが何かはわかりませんが、とりあえず、熊本に来れば、胃が喜ぶこと間違いなし(笑)
「すべての道は胃を通る」
であります。
深い言葉です。はい。