空手は食欲だ6! – イカのワタ炒め井上道場風の巻

板長!前回、釣りでイカが入れ食い状態で大量に捕れた記事を投稿しましたが、あれが月曜日の夜の出来事。

で、木曜日の夜に再び釣りに出かけまして、狙いは勿論「イカ!」。

イカ釣りの合間に竿を投げ、その竿でも魚を釣ったので前回よりも種類が多くなったのですが、今回はイカが倍!

正確には二倍弱なんですが、ゴローがいない分二人での釣りでしたが、イカだけで78杯も釣り上げました(笑)
本当に腐るくらいあります。

大きなバケツ一杯分です。
今回は、普通のバター焼きではなく、ワタを隠し味にしたソテーでいただきました。

出かける前に潮の動きをWebでチェックして、まぁ潮の上げと下げの間は釣れるだろう、でも前回みたいな入れ食いじゃないだろうと思って出かけたのですが、現場に着くと、もう人、人、人です。

ほぼ全員イカ釣りやってたと思います。

釣る場所あるかなぁ・・・などと思いつつ波止の一番先へ。
ちょうどスペースがあったので、そこを拠点にしてイカ釣り開始です。

今回はゴローがいないので井上雄一朗と私の二人。
それでも、じゃんじゃん釣れます。
笑うくらいです(笑)

井上雄一朗が竿を入れ、しゃくってそのままイカを釣り上げるのを連続でやっていたので、隣のおじさんが「うまいねぇ」としみじみ呟いていました。

そんなこと呟く暇があったら釣れ!
時間が勝負!

ってな感じだったのですが、今回も面白いようにイカが釣れます。
コウイカです。

来たときは、たくさん釣り人がいたのですが、気がつくと我々二人だけ(笑)
潮もすっかり引いてアタリすらありません。

今日はこのへんでおしまいにするか、と撤収準備。

前回は釣ったイカをそのままクーラーボックスに入れて、クーラーボックスが墨まみれになったので、今回はバケツを用意していきました。

そして、現場でイカを洗って戻ろうと。
タモにイカを移し、一旦海水で洗い、その上からバケツに汲んだ海水でさらに洗うこと数回。

とりあえず洗えたので、タモからバケツに戻す時に数をかぞえてみました。
78杯。

前回が三人で41杯だったので、約倍です。
ゴローがいれば100杯は軽く越えていたと思います。

釣れましたね。
釣れたな。

と、釣れれば気分はいいわけで、イカ釣りで有名な場所とは聞いていましたが、こんなに連続で釣れるとは思ってもいなかったので、もうお互いニコニコです(笑)

ついでに投げ釣りもしていて、グチ(イチモチ)とアナゴがそれぞれ1匹ずつ釣れました。アナゴは小さかったのですが、まぁ1匹は1匹ということで。

アナゴとイチモチ その下に78杯のイカイカイカイカ

何キロあるかわからないくらいのイカで、これ釣ったはいいけど、どうしようと嬉しい悲鳴。
前回は月曜日の夜に釣りましたが、その時釣った41杯のイカは3日で食べ尽くしました。
今回は約二倍あるので、6日かかる計算になります(笑)

イカは洗ってたので、とりあえず魚(グチとアナゴ)の下処理だけやろうと、私が鱗とりをやりました。

「自分が三枚に下ろしますよ」

と、井上雄一朗が言ってくれたので、今回はあとの処理は彼にお願いしました。

グチを三枚に下ろす

なれた手つきで、チョチョイとグチ(イシモチ)を三枚に下ろす井上雄一朗であります。

料理人井上雄一朗 三枚に下ろしたグチ

次はアナゴ。
小さいので大変なんですよ。

とりあえず、千枚通しで頭とまな板を固定。
最初に私がまな板を使っていたので、向きが逆。私は左手に包丁を持つので魚の頭が左側にきます。

「なんか違和感あると思ったら、向きが逆っす」と井上雄一朗。

まな板を180度回転させてアナゴをさばきます。
突きや蹴りだけでなく、魚もさばく井上雄一朗(笑)

アナゴと格闘 小さいから一苦労

左と右の画像の違いわかりますでしょうか?
千枚通しの位置が逆です。
ギッチョの私と右利きの井上雄一朗の違い(笑)

そんなこんなでグチとアナゴの下処理も終わったので、イカです。
とりあえず腹が減ったのでイカを食べようと数杯さばくことにしました。

ソテーするので、背柱と内臓を取るだけなので簡単です。
皮はそのまま。

イカをさばく 背柱を取る

バター焼きが王道で、今回もバター焼きが基本なんですが、イカのワタは旨い。
なので、これを隠し味にするため、ワタは捨てずに利用します。

小皿に日本酒を入れ、その中に新鮮なワタを入れ潰します。
塩辛ってワタを使って作るので、これに塩入れてあれしてこれすれば、そのまま塩辛だって出来ます。

とりあえず、小さなすりこぎでワタを潰し日本酒と合わせる。

ワタと日本酒をあわせる

完全には潰れないので、まぁ、こんな感じです。
これにお醤油をちょっと入れます。

コウイカじゃなければ、これに下足(げそ)を付け込んで、その付け込んだ下足をイカの胴体に入れて焼けば激ウマな姿焼きができます。

が、コウイカだと小さいのでソテーの隠し味として使います。

少量のバターをフライパンに引き、さばいたイカを適当な大きさに切って炒めます。ソテーするわけですね。
普通はここで日本酒を入れてアルコールを飛ばし、さらに炒めてイカに色が付いたところで完成ですが、今回はワタ付きの日本酒。

ま、手順は同じで、ある程度イカに火が通ったところでワタ入り日本酒を投下します。
そして、さらにソテー。

ワタ入り日本酒でソテーソテー

完全に水分がなくなるまで炒めます。
ワタが入っているので、コクのある香りがしてきます。
お醤油も入っているので、軽くお醤油が焦げた香りもして、食欲がそそられます。

まったりとむっちりとしたイカのソテーの出来上がりです。
最後に火を止めて、アクセントに一味を少々まぶします。

これで完成!

イカのワタ炒め井上道場風

釣りを終えてからずっと「腹減りました、腹減りました」と言っていたので、調理中味見で食べた以外はすべて井上雄一朗にあげました(笑)

なぜなら、まだまだイカはたくさんあるから!

「うめぇ~!」と声を出しながら食べる井上雄一朗。

ビールは切れていて冷蔵庫には発泡酒しかなかったのですが「これでいいか」とグラスに注ぎイカのワタ炒めを食べつつ飲んでいましたよ(笑)

自分で釣って、自分でさばいて、自分で調理して、そして食う。
これ以上の贅沢はありません。

大食は強運なり!
空手は食欲だ!

たくさん食べて元気モリモリ。
今日の稽古も気合い入れていこう!


空手は食欲だ6! – イカのワタ炒め井上道場風の巻” へのコメントが 3 点あります

  1. ヒロキ、あのね、そのリンクだとリンク先見れないのよ。
    トップページから入ってってメッセージが出るのよ。

    そして、トップページに入っても、もうわけわかんない。

  2. ピンバック: 空手道 井上道場鹿児島支部日記

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