押忍の嵐と謎の包み

押忍の嵐前回の記事「夏の稽古と五十四歩(スーシーホ)」で、8月23日(木)代継橋道場稽古終了後の様子を書いていて、その日稽古に参加した道場生の稽古終了挨拶時の画像を貼り付けているのですが、その時の動画。
の記事、です。

整列して指導者や黒帯の先輩に挨拶したあと、序列順に並んで各々挨拶するのですが、この日の道場生筆頭であるハリウッドスターは、もう疲労困憊していたんでしょうねぇ、そのまま歩み去ってしまおうとしていて途中で気が付き慌てて並び直します(笑)

その後、ビデオカメラを納めようとすると、謎の包みを持ったハリウッドスターの姿が・・・
その包みは、なんだ???

前回の記事で書いた稽古終了後の挨拶の描写は以下。

黙想したあとは、お互いに礼をして本日の稽古が終了です。
どこの道場でも同じと思うのですが、稽古終了後の礼は、もう押忍の嵐ですね(笑)

先輩、同輩、後輩問わず、全員でそれぞれに「押忍、ありがとうございました」。あちらこちらから一斉に上がる声です。

どの空手道場でも、稽古後にある風景ですね。これは流派、会派を問わず、どこも同じじゃないんでしょうか。
流派によっては「押忍」と言わないところもあるでしょうが、稽古終了後に先輩、同輩、後輩への挨拶は行っているはずなので、やはり、どこの空手道場でもある風景。と思われます。

■押忍の嵐

ハリウッドスター、しょっぱなから井上雄一朗に叱られてますね(笑)
「拳(こぶし)握れ!」って。

そうとう疲れていたんだなぁ。

そのまま、歩み去っていこうとして、後のサカイ選手の挨拶で「あ!」と気が付き並び直しています。
序列順でいくなら、ハリウッドスター、サカイ選手、ユウスケ・・・になるのですが、この日はサカイ選手とハリウッドスターの並びが逆です。

そうとう疲れていたんだなぁ。

と、このビデオを見て感想を漏らしたら、井上雄一朗曰く、

「ボッとしてたんでしょう」と・・・

でも、ボソッと「疲れていたんだなぁ・・・」と珍しくフォローしていました(笑)

そんな珍しいことを呟いた井上雄一朗に対し、私が、

「おまえこそ疲れてるんじゃ?」

と思ったのは内緒(笑)

この動画なんですが、私の編集ミスで最後にスキップする里奈ちゃんが入っています。
カットしたつもりだったんですけどねぇ・・・ルンルンルンとスキップする姿が入っている。

そして、このあとにユウスケ用型を披露するために練習している井上雄一朗にからむ(笑)
邪魔なんだよ!と一蹴されてますが。

一蹴(いっしゅう)は、語源はそのものズバリ「けとばすこと」ですが、転じて「すげなくはねつけること」や「簡単に相手を負かすこと」という意味があります。

前者の意味だと「抗議を一蹴する」という文があるし、後者の意味だと「挑戦者を一蹴する」という文がありますね。
井上雄一朗に一蹴される里奈ちゃん、この場合は、前者の意味で使っています。

さて。
稽古も終わり、井上雄一朗のユウスケ用型も終わり、すなわち前回記事で書いた、この日の代継橋道場の稽古が終わり、ずっと回しっぱなしだったビデオカメラを撤収しようと思ってカメラの方に向かいました。

里奈ちゃんもいましたね。
ファインダーを覗くと、手に何やら謎の包みを持ったハリウッドスターの姿。
ユウスケとユウスケパパもいます。

なんかユウスケパパに挨拶しているなぁ、ハリウッドスター。

謎の包み ユウスケパパに挨拶するハリウッドスター

ユウスケパパは少年部クラス終了後から道場に来ていたので、一般部クラス稽古時には、ずっと道場にいて、今さら挨拶するとはなんだろう?と不思議に思った瞬間。

ファインダーを覗きつつ、里奈ちゃんと「完全にヘラクレスオオカブトの背中だね」と言っていたのですが「あれは何の包みだろう」と二人して???な展開。

ケーキか?

すると里奈ちゃんが「食糧?エサ?」と。

エサってなんだよ!

相変わらず毒舌な柳原可奈子口調の里奈ちゃん・・・

なんだろう?気になる。とても気になる。と、ずっとカメラを回す私(笑)
結局、わからなかったんですが・・・この時は。

■練習後のハリウッドスター

里奈ちゃんの馬鹿っぽそうな鼻から抜ける笑いにムカツキますが、こうみえて閨秀な里奈ちゃん。
人は見かけによらないなぁ。

あとで、この時ハリウッドスターが持っていた包みの中身は、食事倶楽部ユウスケ亭のマエストロにしてシーフーなユウスケママがクッキングした「カレー」と聞きました。

カレーか・・・

里奈ちゃんの予想が当たったわけで、やはり閨秀なんだな、と。
閨秀は「けいしゅう」と読みますよ。意味は調べて下さい。

最大限の褒め言葉のつもりで使っています(笑)
ホントは、あと10年くらいたって使う言葉かも知れませんが、その頃は、ちょっとアレかも知れないので、いま使ってみる(笑)

そんなことはどうでもよくて、稽古前よりも、稽古後の肉体は疲れているんだけれども爽快な表情は、いつ見てもいいですね。ある達成感と心地よい疲労感が風のように感じられます。

稽古時は、稽古終了挨拶の最後まで声を出さなきゃ、ですね。
元気が一番なのです。

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■2007.08.25 夏の稽古と五十四歩(スーシーホ)


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