キックミットと補強とアキバ系-代継橋道場

代継橋道場20070821!本日8月23日は、暦(二十四節気)では「処暑(しょしょ)」。暑さが収まる時期とされています。

暑いですね(笑)

二十四節気の「処暑」は「立秋」の次なので、実は暦の上では「秋」になっているのですが、どうなんでしょう?秋を感じますでしょうか?暑いでしょ?

でも、日が落ちてから、虫の音、秋の虫たちの奏でる音が響く季節になってきたのは確かですね。ああ、鳴いていると夜中に突然思ったりします。でも、夕暮れのカナカナカナというヒグラシの音も聞いていなければ、ツクツクボウシの鳴く声も効いていないので、やっぱり、まだまだ暑いですね。

昨日は戸島教室での稽古だったのですが、いつもと違って汗が大量に出てくる。道場内がサウナ、それも低温サウナ状態になっていたので、準備運動後に一旦水分補給して稽古再開しました。普通にやっていると、こりゃ脱水症状にすぐなるな、と思える状況だったので。

なので、昨日記事は投稿できませんでした。強引な理由なんですが(笑)
ということで、一昨日の代継橋道場の稽古風景などを・・・

代継橋道場は風通しはいいのですが網戸がないので、帯に短し襷に長しなこの季節なんですが、少年部も一般部も普段通りの稽古。

一般部クラスでは、水分を補給しつつ型稽古で足腰を効かせつつ、その状態でミット稽古。
足技だけのコンビネーションや左右スイッチしての蹴りなど、短時間に集中した稽古をやりました。

白帯から黒帯まで一緒に。少年部クラスから参加している小学生から中学生、大学生、壮年部、女子部も一緒に。

熱気がモアッと道場を包み込むのですが、風通しがよいので、すぐに熱気は霧散霧消してしまいます。
でも、怒濤の気合いと飛び散る汗で、またすぐに熱気がこもる。その繰り返しだったミット稽古。

もちろん、ミット稽古で息が上がったあとには、恒例の補強です(笑)
これまた集中的に。

夏らしい、いい稽古でした。

ペアでミットを蹴る 白帯から黒帯まで一緒にミット稽古

各道場生をチェックする井上雄一朗 色々なバリエーションで稽古

上級者は上級者とペアになり、それ以外は似たような体格同士でペアになっての稽古です。
なので、少年部クラスのユウスケは中学生の里奈ちゃんとペア。

みお先輩は、茶帯同士なハリウッドスターとペア。

井上雄一朗は、各ミット稽古の課題に対し、道場生の動きをチェック。
アッチにいって指導、コッチにいって指導と、これまた動きっぱなし。

音声はありませんが、動画も貼り付けます。
デジカメのムービーで撮影した動画です。

ビデオが壊れているのでデジカメムービーばかりでしたが、ユウスケパパによりビデオカメラが復活したので、今後は音声付きの動画で稽古風景等を紹介できると思います。

ユウスケパパに感謝!

■ミドルの左右(音声はありません)

中段(ミドル)を左右交互に蹴る練習。実際(スパーリングや組手など)は手技があるのですが、足技だけに特化した左右スイッチを意識した稽古。これ、なかなか難しいんですよね。左右にチンタラ蹴るのは出来るのですが、素早くスイッチするのは、腰、軸足、蹴り足、上体等複雑な動きを流れるようにしないといけないので、初級者には、やはり難しい。

ミドルなので、最後に腰を入れないと効かないのですが、素早く蹴ることだけに意識があると、それを忘れちゃう。なので、井上雄一朗が最後の腰のキレを重点的にチェックしています。

この時期、持ち手から流れる汗でミットがビチョビチョになるので、交替時にはタオルで汗を拭き取ることは必須ですね。動画の最後にフキフキしています。

■ミドルからハイ(音声はありません)

ミドル(中段)を二本蹴って三本目にハイ(上段)なミット稽古。
三連発時は素早く。次の蹴りの間隔は自分のペースで行う稽古です。息を上げる稽古ではなく、三発目のハイが決め技なショートコンビの稽古。

ハイはアゴの高さ。ミドル二連発でガードを下げさせ、そこにハイ。なので、ミドルもしっかりと蹴る。左の蹴りの場合、左ミドルが一発でもレバーに入ればガードは自然と下がるわけで、ブロックされたにしても、ブロックした腕ごと蹴る。ブロックしているということは上段のガードは下がっているわけで、最初のミドルと同じ軌道で膝を上げ、そのままハイ。

と、「言うは易し行うは難し」なんですが(笑)

動画の途中でみお先輩に井上雄一朗が実演して指導していますね。
すり上げるハイを指導していますね。

みお先輩は女性にしては長身です。なので、足が凄く長い。私なんかよりも全然長いです。外国人体型と思って貰って言いですね。なので、すり上げるハイが危険な角度で跳んできます(笑)

ミドルと同じ軌道で、そのまま足先を刷り上げてハイを蹴って、と指導しているところですね。
以前のスパーリングで、このすり上げるハイをミットを持っているハリウッドスターが食らって、俄然エキサイトしたことがありました(笑)

■ローの連蹴り(音声はありません)

短発・二連・三連なローキックのミット稽古。これも、三連が終わって次の蹴りを出すまでは自分のペース。
効かせないことには意味がないので、上から打ち下ろすように指導している井上雄一朗。

連蹴りすると、どうしてもスピード重視でインパクトの角度が甘くなるので、それをスピードを落とさず的確に当てる稽古。

と書いていますが、やはり、これも「言うは易し行うは難し」で、日々の地道な稽古で身につけるしかない。
悪い癖が付かないように、悪い癖とは効かない蹴り方のクセですが、各道場生のインパクトの瞬間を重点的にチェックする井上雄一朗。

「見る」ことは、かくも重要なわけですね。

ミット稽古が終わり、今日の稽古はこれで終わりかと思っていたら、ミット稽古のペアのまま「補強」です。
回数重視の補強で、腕立て伏せ、スクワット、腹筋、背筋とメニューはいたってシンプルでしたが、みんなヘロヘロになりつつも完遂していました。

背筋をやる! ユウスケと里奈ペアの背筋

ユウスケの背筋 みお先輩とハリウッドスターのペア

みおちゃん、背筋時に死にかぶっていましたね。
ユウスケパパや私にハッパかけられて完遂。

限界突破!

ハリウッドスターは、もう淡々とやってましたね。苦しい顔もせず、していたかもしれませんが汗でわからなかったです。背筋時は、最初から最後まで同じペースで淡々と・・・

ハリウッドスターの背筋

背筋が補強最後のメニューなので、終わった後はぐったりしていましたが、汗で道着の色がかわって、「ヘラクレスオオカブトかよ!」と思っちゃいました(笑)

ヘラクレスオオカブトと同じ背中の色

この日は、東京の大学に進学している元道場生が帰省したついでに顔を出してくれました。
お土産を持って。

そのお土産のセンスが凄い!

これかよ!

東京土産

メイドカフェクッキーなんて、こんなのも売ってあるのかと思っていたら、センスのいいフェースタオルもありました。
これはサカイ選手へ。

アキバ系と書かれたフェースタオル

凄いお土産センスだ・・・

元道場生は理系の有名大学に進学しているんですが、なかなかのセンスの持ち主のようです。

補強の腹筋でみんなお腹が効いていたのですが、このお土産で、さらに効いたみたいでした。
ははは・・いてて・・・ははは・・・いてて・・・と(笑)

今日は、稽古日変更でこれから代継橋道場の稽古です。
暑くてシンドイですが楽しく明るく稽古を完遂しましょう。

千里の道も一歩から。


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