先週の金曜日(2009.06.26)は武蔵ヶ丘道場の稽古日。武蔵ヶ丘コミュニティーセンターでの練習でした。
肌にまとわりつくような湿気と闘いながらも、基本的な動作を中心に稽古です。地味で退屈でシンドイやつですね(笑)
初級者とそれ以外に分けて稽古しましたが、最後に「突然型選手権」をやりました。単独で人前でやると緊張感がありすぎて、中々自分本来の動きを行うってのは難しいですね。
そんな緊張感に慣れるためでもある稽古。
補強に入るかな、と思っていたら「突然型選手権」だったので、道場生の動きを記録しようと慌ててデジカメをセットしましたが、ヒカリの型のみ収録漏れです。
あまりに美しい動きだったので、見とれていた(笑)
なので、ヒカリが型を終わったあと「きれいきれい」と連発してたでしょ。よく覚えたねぇ。
「征遠鎮」って型ですが、私は茶帯の一級時に覚えた型です。昇段審査の指定型だったので、そりゃもう必死で覚えました。黒髪小学校体育館で(笑)
当時は知っている人、すなわち教えてくれる人、ほとんどいなかった(笑)
ちなみに、『地上最強のカラテ』という往年の名画があって、その中で佐藤俊和師範が征遠鎮を演じていらっしゃいます。鬼の形相で殺気漲る迫力で、そりゃもう凄い征遠鎮なんですよ。
「なんて型なんだ」と当時思った記憶があります。
一箇所間違えているんですよね。間違えているというか、一動作抜けている。当時はわかるわけもなく、「型も気合いだ!」と思っていました。
ちなみにちなみに、「五十六歩」という長い長い型がありますが、この型は大山茂師範が演じていて、これまた、恐ろしいほど気合いの入った型で「なにをやっているのか全然わからないけれど、茂師範の気合いは恐ろしいな」と当時思ったものです。はい。
それくらい、子どもだった私には殺気迫るものがありました。
そんなことはどうでもよくて、武蔵ヶ丘道場での型選手権のお話。
ヒカリが済むとハリウッドスター、ユウスケ、リョウヘイへいへ~い♪パパ、ユウキ・・・と順々にやっていきます。
リョウヘイへいへ~い♪は最後に「最破(サイハ)」という型をやりました。
リョウヘイへいへ~い♪はなんでも覚えているので、ハリウッドスターに型を指定するように井上雄一朗が指示し、その型が「最破」。
が、途中で止まりました。
井上雄一朗に指示されて、ハリウッドスターが間違えた箇所を教えたのですが、なんとなんと、そのハリウッドスターが間違えた!
というか、動きを忘れちゃった!
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
「お前ら、そこに直れ!」と井上雄一朗(笑)
動きを思い出したハリウッドスター、最後はちゃんと指導します。
その間の映像もバッチリ撮影されていたので、見てみましょう(笑)
■動画:ハリウッドスターのど忘れ
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和太鼓の音が聞こえますが、これは武蔵ヶ丘コミュニティーセンターで練習している地元和太鼓チームの演奏音です。
たまに、ドラ(銅鑼)の音もしたりします(笑)
ドンドコドンドンと、なんか微妙なBGMになっていますね。
そんなこんなで稽古も終了、締めを行いお掃除タイムです。
そして気がつくと、井上道場腕立て伏せ倶楽部による、腕立て伏せが始まっていました(笑)
先週もやっていました。
先週はハリウッドスター、ユウスケ、リョウヘイへいへ~い♪、リョウヘイへいへ~い♪パパでの、時間を制限しての腕立て伏せで、10分で200回やるという腕立て伏せ。
インターバル入れながらも、10分あれば200回できるんですよね。
ユウスケパパやヒカリは、そんな腕立て伏せ倶楽部メンバーを見つめています。
200回終わったあとのハリウッドスター。汗だくのTシャツが重そうですが、画像じゃイマイチわからない(笑)
今週は、ヒカリも参加してやってました。ケイゴやトワも。
腕立て伏せは全身運動で、上体を真っ直ぐに保ちながら動作を行うのは、これはとてもきつい運動なので、筋力的に弱い少年部はなかなか正しい腕立て伏せが出来ませんが、数は少なくてもいいので、正しいフォームできっちりやることを覚えれば、自然と筋力もついてきます。
適当に、ズルして100回よりも、正しいフォームで10回やる方が絶対にいいわけです。
突きや蹴りも同じですね。正しいフォームで突く、蹴る、これが大切ですね。でもなかなか出来ない。だから、地味で退屈でシンドイ反復練習を必ず基本稽古として行うわけです。
その基本稽古でチンタラやってるようじゃいかんぞ、リョウヘイへいへ~い♪!
トータルでこなすということは、手を抜いてやっているということで、例え基本稽古についていけなくても、反復練習なので、日々やっていれば、少しずつ、少しずつ、必ず出来るようになるんだから。
手を抜くことと力を抜くことは違うからね。今はわからなくても、一生懸命やっていれば自然とわかる。
黒帯の先輩達が正しいフォームで突いたり蹴ったりできるのは、基礎練習を何千回何万回何十万回と繰り返してきて、小さいことを積み重ねてきた結果。
腕立て伏せが100回200回と正しいフォームで出来るのも、最初は5回や8回くらいしか出来なかったのを、正しいフォームでこれまた何千回何万回何十万回と反復練習してきた結果なのよ。
誰だって、いきなり出来るもんじゃない(笑)
なので、苦しい時は「あと一回」と頑張ろう。
「あと少し、あと少し、というところで諦めたら、なんにもならない」と武者小路実篤も言っている。
閑話休題。
この日の腕立て伏せでは、ヒカリとリョウヘイへいへ~い♪が最後までやっていましたが、続ければ、必ず資するものになる!
頑張ろう。
代継橋道場の光は、もっと型頑張ろう(笑)
型…頑張ります…
すごいっすね~ヒカリ。
負けんように頑張らんとっ!!
がんばろう!