今日は3月11日で、あれから丸2年経ったことを思うと、過ぎ去りし日々のなんと早いことよ、と思うわけですが、物心ついた頃から聞いていた納谷悟朗さん他界のニュースもあり、既に四半世紀前に他界された山田康雄さんの声で、
「あばよぉぉぉ、とっつあぁぁぁん」
というセリフが、頭の中で虚しく響く今日この頃。
古代進も古代守も沖田艦長もサーシャもナレーターも、みんな鬼籍に入られてしまった・・・
と、
まぁ、
そんなことはおいといて、
前記事の続きな3月9日(土)の代継橋道場ネタ。
一般部クラスでは、対人練習で技を限定した技術練習をやったと前記事でも書いていますが、
技を限定しているので(この日は突き技と下段蹴りのみ有効)、使ってはいけない技に対しては意識せずともよく、それだけに、限定技(突きと下段蹴り)に集中し、
オフェンス的には、蹴りが下段蹴り(ローキック)オンリーなので間合いを意識し、突きは全て有効なので、直突きなストレート系で間合いをとってからの下段蹴りへの繋ぎ、または、下突きや鉤突き(フック)など使った近い間合いでの下段蹴りへの繋ぎなど、
色々考え、それを実践し、うまくヒットしなければ、なぜそうなったか?どうすればいいか?などフィードバックし、さらに実践するわけです。
ディフェンス的には、蹴り技が下段蹴りだけに限定されているので、しっかりとカットする、受ける、受け流す、捌く、色々な選択肢の中から、その状況で一番の、すなわち、オフェンスに即繋がるディフェンスを実践し、相手の連続攻撃を潰し自分の技を有効にする等、これまた色々考えやるわけです。
基本的には、そういう意味のある技術練習なのです。
居残り少年部には、チト、まだ難しく、理屈以前に相手の動きに体が反応する訓練としてやればいいのですが、
一般部、特に上級者は、倒し合いのガチンコではないので、二手先三手先まで読んで技を出したり受けたりしなきゃいけない練習だったりします。
応用練習でも上位に位置する練習方法だったりするわけで、力はいらないのですが、結構疲れます。
そんな中、
ハリウッドスターは、居残り少年部相手にガチガチやります(笑)
ちょっと待て!
誰彼構わず、そういう練習じゃないのにガチガチやるハリウッドスター、
ハヤテとやった時なんて、ガチガチ度マックスで、もう延々やっていて、
最後の方は、もうみんなハリウッドスターに注目ですよ(笑)
と、
まぁ、
そんなハリウッドスターのことはおいといて・・・
この日は一般部クラス練習後に特練をやっていて、追い込み系の、打ち込み練習をやっていました。
ビッグミット打ち込みは、手応えもなく、まさに「暖簾に手押し」状態で、ひたすらシンドイ練習なのですが、
技の繋ぎや足の位置や体勢など、間合いの意識が必要なビッグミット練習なので(それが必要ないならサンドバッグでOK)、ラウンド間に井上雄一朗の指導が入ります。
特練なので、参加している道場生は全員volunteerです。
志願者。
なので、通常練習時とは雰囲気も違います。
そんな中、
必死の形相でジュンヤもやっていたのですが、
途中、
ブルース・リーの表情とかになっていて、
なぜか笑ってしまう不思議(笑)
怪鳥音出すかと思った!
体は、サモ・ハン・キンポだけど。
そんな、
特練中の打ち込み練習を見てみる。
最後、ヒロトが頬をポリポリしているところで終わるという・・・
世界一練習したから、努力したからって、世界一になるわけではありません。
そういう現実、事実があるわけですが、
それでも、練習し、努力しないと出て行けない世界があるわけで、そういう世界では、結果はあまり意味をなさなかったりします。
勝負なので勝ち負けがあり、勝つに越したことはないのですが、
「勝つということは尊いが、より尊いのは不断に勝つ努力をすることである」
の言葉があるように、
継続して努力するということは大変なことで、一時の美酒よりも価値がある、
と思っていたりします。
長い人生、空手でのキャリアなんて、ウンコみたいなもんですよ(笑)
空手を知らない人から見れば、それが固いか柔らかいかぐらいの違いしかない(笑)
大事なのは、その過程で何を得たか?
だろうナ、とか思います。
なので、
volunteerで、自ら志願して、あえてシンドイ環境で努力する特練参加者は、みんなエライと思います。
今しかできないことを必死でやってますから。
何を得るかわかりませんが、これからの人生で、きっと役に立つ時がくると思っています。
こないかもしれないけど(笑)
努力に見合った結果が出れば最高なんですが、勝負の世界、相手も同じように努力しているわけで、自分だけが特別になにかをやっているわけじゃないので、意図した、目標としていた結果が常々出るわけじゃない。
だから、
まぁ、
色々と難しいですわなぁ(笑)
でも、
こうやって、汗を流し、歯を食いしばって努力したことは、必ず、君たちのこれからの人生で役に立つ!
と、
余談が長くなってしまいました。
ええ、
今まで書いてきたこと、全部余談です(笑)
余談なので、書かなくてもいいっちゃいい文章だったりします。
ここからが本題です。
デ、
こんな打ち込み中心の特練の最後は、心肺機能強化のサーキット・トレーニングでした。
既に通常練習で結構なフィジカルトレーニングしていたりするのですが、特にジャンケン補強で負け続けたチームにいた道場生とか、追い込みメインなこの日の特練なので、
当たり前のようにサーキット・トレーニングをやる(笑)
道場の端と端にセパレートミットを置き、それを目印にし、まずジャンプをやり、そしてターンダッシュをやります。
ただ単にダッシュならいいんですが、腰を屈めてミットにタッチしなければいけないターンダッシュなので、単なるダッシュの倍以上の負荷がかかりますが、そういう理由でワザとそうやってます。
次に腕立てをやって、ターンダッシュと、ひたすら心拍数を上げたままやるサーキットです。
3チームに分けての競争形式でやります。
ユウスケチームには、ハリウッドスターとオカネさん。
ケイゴチームには、ショウタとリュウト。
ヒロトチームには、ゲンキとジュンヤ。
上段右の画像なんですが、
ケイゴのジャンプが綺麗ですよねぇ。
どう見ても、
ウルトラマンが怪獣を倒して飛び立つ時の姿勢(笑)
なので、
ちょっとケイゴのこのジャンプ姿を横にしてみました。
どう見ても、宇宙に飛び立ってるよ(笑)
そんなことはどうでもよくて、
ユウスケの次はオカネさんで、ケイゴの次はリュウトでした。
ほぼ、同時スタート。
だったのですが、
ターンダッシュ時の奥のミットにタッチする時、リュウト転けます(笑)
豪快に。
そして、ほぼ半泣きでケツを押さえつつターンダッシュ続けます。
その隙にオカネさんはリードを広げる(笑)
リュウト、持ってるわ。
緊張感のある特練に、緩和を持ってくるリュウトはエライわ(笑)
つうか、
リュウト、恥ずかしかったんだろうなぁ。顔真っ赤だったもんなぁ。
アンカーは、ケイゴチームはショウタで、ヒロトチームはジュンヤでした。
この二人が並んでターンダッシュしていると、どうみても兄弟という(笑)
順位は、ユウスケーチーム、ケイゴチーム、ヒロトチームの順でした。
そんな、
リュウトが転けるところと、サーキットトレーニングの最後の方を見てみる。
なお、
この映像を撮影しているのはリュウトママ。
爆笑してるし(笑)
なにげに、
ショウタの腕立ての回数をカウントしているケイゴ、回数を間違っています。
7を二回言ってるし。
いつものショウタなら、即そんなケイゴに突っ込むところですが、
もういっぱいいっぱいだったんだなぁ、無言です(笑)
そして特練終了。
クールダウンな整理運動になります。
これで終わり・・・
じゃないんですねぇ(笑)
ええ、
代継橋道場には、「黒ヒゲ危機一髪ゲーム」があります。
樽に入った海賊黒ヒゲにナイフを突っ込んでいき、当たると黒ヒゲがビヨ~ンと飛び出すお馴染みのおもちゃ。
あれを使ったゲーム開始です。
当てちゃうと、当てた人スクワット50回という(笑)
運だけですからね、これ(笑)
もう相当疲れているはずなのに、みんなノリノリで大盛り上がりです。
そして、
本当に特練終了しました。
ちなみに、
黒ヒゲ危機一髪ゲームで敗者になったのは、ケイゴ(2回)、ヒロト、ジュンヤだったかな?
暖かい日だったので、美味しそうにみんな水分補給していました。
まぁ、
終わってこの表情なら、みんなOKよ(笑)
ってなことで。