熊本城と水前寺公園に行く!の巻

天下の名城!熊本城!今日も雨でしたね。もう雨、雨、雨、雨ばかりで、久しくお天道様を拝んでいないような気がするのですが、いつ天晴れな晴天になるんでしょう。

ってなわけで、今日、熊本城と水前寺公園に行ってきました。神戸から親戚が来るのでガイドをやれ!と仰せつかり、ついでに井上雄一朗もサブガイドをやれ!と。

結局、井上雄一朗は他用でサブガイドしなかったんですけど(笑)

なかなかアレですよね、熊本(市)に住んでいると、熊本城や水前寺公園って行かないもんなんですよねぇ。いつでも行けるってのがあるから。東京人が東京タワーに行かないのと同じ理屈ですね。

十代の頃は、毎週のように水前寺公園には行っていました。夜に。稽古が終わって、水前寺スターレーン前にチャリンコを止めて、あの辺りでよく仲間達と稽古後の反省会をしたものです。毎週だったなぁ。出水小の稽古のあと。

ちなみに、井上雄一朗も十代の頃には水前寺公園に行っていました。誠武館の岩永館長らと稽古するために。
そういう、空手とはまったく関係のないネタに見えて、実は深いところで関係しているお話。

あ、熊本城は全然関係ないな・・・

雨です。もう雨です。
博多からJRで熊本に来るというので熊本駅まで迎えに行ったのですが、雨、雨、雨。

こんな天気じゃ熊本城も水前寺公園も、熊本市内観光王道ルートは悲惨だろう、とか思ってましたが、やっぱり悲惨でした(笑)

熊本駅を左に曲がり、電車通りに沿って前進。くまもと阪神の前で左折して御幸坂を上る。駐車場をすっとばしたので、加藤神社に駐車しました。

この時点で雨、雨、雨。

頬当御門から入場です。
久しぶりに間近で見る熊本城は、すっかり築城400周年イベント用に様変わりしていて、なんつうか、立派な観光地になったよなぁと。

頬当御門の前をそのまま通り過ぎると、カラ堀が左手に見えるのですが、よく野球をやってました(笑)

そんなことはどうでもよくて、熊本城。
格好いいですね。やっぱり格好いい。ナイスな天守閣と武者返し!

熊本城天守閣! 同じく熊本城天守閣!
(クリックすると拡大表示します。凄い迫力!)

雨で観光には散々な天気だったのですが、外国人観光客の団体や、乳飲み子を乳母車に乗せた夫婦など、あいにくの天気でしたが観光客もチラホラ・・・

上の画像を撮影していたら、乳飲み子連れの夫婦に写真撮影を頼まれました。もちろんカメラはむこうのカメラ。これがまたゴツイ一眼レフのカメラで重いったらありゃしない。

まるで観光地の地元のおじさんのように「はいはい、もっと左に寄って~あ~いい顔だ~そう~そのまま~はい!」って撮影してあげました(笑)

閑話休題。
世界に名だたる「武者返し」を見て、こりゃ~登れないよなぁ~と納得。社会人になり何度か熊本城で花見をしたことはあるのですが、天守閣のあるエリアまで来たのは恐らく小学生以来!

あ、石垣をよじ登っていたなぁ・・・

武者返し!お菓子の方じゃないよ!

宇土櫓が再現されてから一度も間近で見ていなかったので、マジマジと見てみる。

ふ~ん・・・

天守閣と宇土櫓!

せっかく神戸から親戚が来たので「じゃあ、天守閣まで登りますか」と天守閣入場。
入り口には足軽の服装をしたアルバイトのお兄さんが、憂鬱な天気だなぁって顔をしてました(笑)

思ったのですが、築城400周年イベント開催中の熊本城なんですけど、あまり人に優しくないですね。特に天守閣。まず、高齢者は天守閣最上階まで登れません。階段ですから。途中から狭くなっているし。

天守閣入り口と出口も石段があるのですが、この段差が結構あって、これはきっついな、と。
いちお、天守閣までの間に車いすご利用の方は売店にご一報くださいってな注意書きがしてあるのですが、車いすの人は絶対天守閣最上階まで行けないでしょう。

別ルートがあるのでしょうか?
天守閣最上階って6階なんですよ。6階までひたすら階段を上がる・・・

神戸の親戚というのはオフクロのイトコなので、オフクロも一緒にいったのですが、しんどそうだったので2階で待機です。
6階まで持たないですから。

外国人多かったですね。白人の男性が、ひたすら甲冑を凝視していて、説明文に英文あったかなと思いつつも、こういうのに「文化」を感じるんだろうなぁと。

日本最後の内戦は西南戦争(西南の役)ですが、この戦争の舞台は田原坂が有名ですが熊本城も激戦地。当時の熊本鎮台の司令官は土佐藩出身の谷干城。若かりし頃の写真を見たことありますが、凄く気合いの入った顔でしたよ。(若かりし頃の気合いの入った谷干城の画像。刀に手を掛けて口一文字!
土佐藩出身ということで、坂本竜馬系ですかね。武市半平太の子分かな?

参謀には、あの天才児玉源太郎がいました。日露戦争で日本陸軍の頭脳として活躍した児玉源太郎ですね。映画『二百三高地』では丹波哲郎が演じていましたね。児玉源太郎は長州の人。

谷干城も児玉源太郎も西南戦争関連の階にちゃんと説明ありました。
西南戦争で熊本城天守閣は焼失してしまうのですが、これは児玉源太郎の作戦だったという話もまこしやかに伝えられていたり。

西南戦争では、薩摩軍の辺見十郎太とか好きなんですよねぇ。

そんなこんなで天守閣最上階に到着。
とりあえず、北の方を見てみる。

雨と雲でどんよりとした風景。
あ、鶴屋が見える!

天守閣最上階から鶴屋方面を見る

天守閣最上階がメインディッシュみたいなもんなので、雨も降ってきていることだし、さっさと戻ろうと上った階段も下がりました。下駄はいてるでしょ、私。もう落下しそうになりました、というのは内緒。

車を停めた加藤神社に戻る。

加藤神社!

加藤神社から天守閣と宇土櫓を見ると、これが絶景なんですよね。
傘を差しつつなんで微妙な画像なんですが・・・

加藤神社から見る天守閣と宇土櫓

そして一路水前寺公園へ・・・

もう雨が土砂降りになってきて、濡れた体は冷えるは、腹は減るはでえらいこっちゃでした。
ほぼ誰もいない水前寺公園なんですよ(笑)
昼間なのに・・・

とりえず、出水神社の鳥居の真下で水前寺公園正面入り口を撮ってみる。

だれ~もいません

だれ~もいません。

お土産物屋のおっちゃんも新聞読んでました。
そりゃそうだろうなぁ。

でも、行ってみる。

雨の水前寺公園

中に入ってみると、雨の水前寺公園は閑散としていて、これがなかなか(・∀・)イイ!!
情緒があるというか侘び寂びの世界というか、静寂と静謐の世界で、

これは!禅の世界だ!

と思ったり。

カモと錦鯉

鴨と錦鯉に歓迎されたんですけどね・・・

そして雨脚はだんだんと強くなり、もうびしょ濡れ。
仕方ないので歩くだけです。

雨、雨、雨の水前寺公園

もう飽きてきたなぁと思っていたところ、水前寺公園内のお土産物屋さんの軒下にハトを発見!

雨宿りしているハトです(笑)

雨宿りしているハト

そんなこんなで水前寺公園を後にしたわけですが、この水前寺公園は井上雄一朗や私の汗も吸っている場所。井上雄一朗が誠武館の岩永館長らと稽古した場所も見てきました。

ここがそうかなぁ、変なおじさんがいっつもいたってのは。

本を朗読しているおじさんがいて、いつも同じポイントで声を出すので、稽古どころの騒ぎじゃなかったそうです(笑)
この話は面白いんですが、詳細を忘れました。井上雄一朗に聞いて詳細を書いてみよう。

私も水前寺公園には思い入れがあるんですよねぇ。稽古後の「安息」を求めた場所でしたから。
夜中なので入園料もなく、ちょっと走ってくる!と有り余ったエネルギーを消化するために真っ暗な水前寺公園を走ると、私の走る音が響いたのか、暗闇からカップルが出てきたり(笑)

それが目的じゃないですよ。

水前寺公園は80年かけて造園されてますから色々なことが起きるんだなぁ、と。

そうそう。昔は入り口に観光地によくある、顔だけくりぬいたパネルがあって、確か「おてもやん」だったと思うのですが、それが今でもあるだろうと期待していたのですが、なかったです。

とても残念でした。
あのくりぬいた部分に顔をのせて記念撮影するんですよね。

したかったなぁ・・・

その後、水前寺公園をあとにして、食事に行きました。
せっかく熊本に来たのだからと一路「かつ美食堂」へ!

あのホルモンは熊本じゃないと食べられないですからね。
まぁ、実家に向かったってのあるんですが。

そんな「かつ美食堂」編は次回の講釈で。

グルメ日記から観光日記に変更かな、井上道場Tips。


熊本城と水前寺公園に行く!の巻” へのコメントが 4 点あります

  1. 電話結局ゎ大した事でかあリませんでした笑
    すンごいどき02だったのに↓
    今週の土曜ユウスケくんとさせて下さいねッ笑

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