水曜日は武蔵ヶ丘道場(南ヶ丘小学校)の稽古日。正確には、武蔵ヶ丘道場の前に戸島教室の稽古もあります。
戸島教室では、今まで短パンTシャツで稽古をしていた道場生に道着が配られ、生まれて初めて空手着を着て稽古した彼らですが、先生たちが着ているのと同じ空手着を着ての稽古だったので、いつもより張り切っていたように見えました。
色帯を貰う前は、初めて空手着を着て稽古する瞬間が嬉しかったり。
そんなこんなで武蔵ヶ丘道場ですが、久しぶりに亜衣莉やユリナらが稽古に顔を出し、ユウスケや稜平へいへい~い♪は悲喜こもごも(笑)
諸般の理由で休会中の亜衣莉、ユリナ、マサヤですが、この日は、稽古に顔を出しました。
本人達は知らなかったのですが、この日稽古に来るというのは、井上雄一朗や私は知っていました。ユウスケ達も知らなかったですね。
本人達が一番驚いたはず(笑)
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
って。
休会中でも体力が落ちないように練習しておけ、と井上雄一朗が言っていたはずで、マサヤママが「あんたたち、井上先生には練習たくさんしていました」って言っていたからね、と本人達に言っているし。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
なわけです(笑)
やってないんだな、おまえら・・・
そんなこんなで、マサヤ大好きなユウスケは大喜びで、久しぶりに見るマサヤは背が随分と伸び、男らしく、逞しくなっていました。
中学生なわけで、まだ小学生なユウスケと比べると、1学年違うだけで、この年頃はこうも違うか、と。
男子三日会わざれば刮目して見よ
ですね。
『三国志』に出てくる言葉だったはず。『三国志演義』だったかな?
元々の言葉は「士別れて三日なれば刮目して相待すべし」。
「日々鍛錬する人が居れば、その人は3日も経つと見違える程成長しているものだ」という意味で、転じて「人の学業や仕事・人間性などがいかに向上したか、良く見なさい」という意味もあります。
マ、「男の子は三日も会わないでいると驚くほど成長しているものだ」という読んだままの意味で問題ないです。
閑話休題。
そんなマサヤに大喜びなユウスケとは違って、ちと引き気味だったのがリョウヘイへいへ~い♪
ゆ、ゆ、ゆ、ユリナがいる!
スズメバチな~ゆりことユリナがいるわけで、そりゃミツバチりょうへいへいへ~い♪からすれば、「食べられちゃう♪」ってなっちゃうわな(笑)
心配無用です、りょうへいへ~い♪
君は、ずっと稽古してきたのです。そして逞しくなった。
ミットを持つ井上雄一朗も「うむ」と唸るくらい。
だから、この日はやらなかったけれど、ユリナとガチで勝負しても、以前のようにミツバチにはならない。
逆に日本ミツバチというのは、ミツバチで唯一スズメバチを倒すことが出来る戦法を持っているハチなので、リョウヘイへいへ~い♪はミツバチから日本ミツバチになったと思えばいい。
あ、日本ミツバチって、集団でスズメバチをやっつけるんだった(笑)
りょうへいへ~い♪はひとりだね。
ちなみに、日本ミツバチがスズメバチをやつける戦法というのは、集団でスズメバチを囲んで温度を上げるのよ。スズメバチって活動できる温度の限界値があるので、その限界値を超えるように羽を動かして温度を上げやっつける。
だったはず。
閑話休題。
いつも元気な亜衣莉たち三人が稽古に加わると、他の道場生も刺激され稽古は活気づくのですが、いかんせん稽古不足はいがめない。
通常稽古では、寒い寒いこの季節、どうしてもサーキットトレーニングに近い稽古内容になりますが、これは継続して稽古しているから対応できるもの。
あの身体能力抜群なユリナでさえ苦しそうです。
そりゃそうサ。
空手に近道はないんだもん。
最後に恒例の「じゃんけん補強」を行いましたが、補強命なユリナがぐだぐだで「そうだよなぁ」と納得。
■動画:じゃんけん補強の亜衣莉
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「じゃんけん補強」での、じゃんけんの勝ち負けというのは偏るので、連続したら辛いわけです。
ジャンピングスクワットの時は亜衣莉チーム最後に三連続。
さすがの亜衣莉も息もたえだえ・・・
じゃんけんの勝敗が気になる様子の亜衣莉、勝負がつくと、チラッと私の方をみて、妖しげな視線で微笑みます。
まだ早いぞ、亜衣莉!
その微笑みは10年後くらいに役立つはずだ。
だから、まだ早い(笑)
そして通常稽古も終わり、一旦稽古を締めます。
大会に出場する選手は続けて特練です。
なぜか、準備をするハリウッドスター・・・
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
ハリウッドスターの試合は日曜日でしょ、今はクールダウンの時期で疲れを取る時。
ここでやっちゃったら、試合当日疲労が溜まったままじゃん!
もちろん井上雄一朗が一喝したのは言うまでもありません(笑)
ハリウッドスターについて書くと、膨大な量を書かなきゃいけないので割愛します。
今日も怒られるハリウッドスター・・・
特練はキックミットを使った打ち込み。ビッグミットではなく、中ミットとセパレートミットを使ってキレを出しつつ最初から飛ばしていく稽古。
インターバルなしの連続です。
そして、この特練に「久しぶりに来たから」という理由だけで亜衣莉、ユリナ、マサヤ参加(笑)
他の道場生(ユウスケやリョウヘイへいへ~い♪やケイゴら)は、ずっと仕上げてきているので、この特練も付いてこれますが、マサヤたちはどうだろう・・・
もちろん、息も絶え絶えなわけです(笑)
さすがに膝蹴りと前蹴りの連打では、鋭い膝蹴りを出すユリナで、「体で覚えているんだなぁ」と感心していたのですが、続けて繰り出す前蹴りが、前蹴りになってない(笑)
ハッパをかけますが、もう限界を超えているわけで、そして前蹴りというのは、体の反動を使わず、純粋に脚力で蹴る(厳密にいうと違いますが少年部だとそれでいいと思います)動作なので、筋力、持久力が低下しているユリナの前蹴りは、りょうへいへいへ~い♪の前蹴りにすら劣ります。
でも、膝蹴りは恐ろしい角度で蹴るわけで、「う~ん、ミツバチりょうへいへ~い♪は日本ミツバチになったけれど、このスズメバチの一刺しをくらえば、一発で落ちるナ」と。
恐るべし、ユリナの膝。
そして、同じ角度、同じタイミングで膝蹴りを出す亜衣莉を見て「やはり姉妹」と納得する私であります。
マサヤも煽るとガッと向かってくるので「よしよしよし」と思って受けていました。
すぐスタミナ切れちゃうんですが(笑)
そんなこんなで特練も終了。
井上雄一朗がみんなを集め注意点を言います。
通常稽古と同じように締めるわけです。
特練が終わり、体育館の掃除をして帰途につきます。
稽古に使ったキックミットを車まで運ぶのですが、みんなの顔が生き生きとしています。
それは、久々に亜衣莉、ユリナ、マサヤたちと一緒に稽古した充実感でもあるし、つまり、苦しいことを一緒に耐えてきた仲間と稽古した達成感でもあるわけで、友というものは、有り難い存在だな、と。
そんな、楽しい武蔵ヶ丘道場の稽古でした。
でも、南ヶ丘小学校は寒い!