空手の稽古は集団稽古です。道場生一人一人が個別に練習するのではなく、集団(団体)で同じ練習をやります。これが基本的な稽古体系です。
歴史的にみると、おそらく基本稽古や移動稽古という稽古体系を作り上げた空手黎明期(特に大学空手)に組み上げられたものだと思うのですが、よく出来ていますね。自分のペースではなく号令に合わせる動きといのは、これは意識するという前提がありますが、判断力や瞬発力が養われます。
で、集団稽古なので、よくハプニングも起こります。よくあるのが「号令間違い」ですね。順番に号令をかけていきますが、忘れたり、号令がとんだり、技と号令が一緒になったりと、よくあります。
他の意識して稽古している人が、瞬時に号令をかけたりして、稽古自体はすすんでいくのですが、ぐだぐだになってやり直す場合もあります。号令をかけるってのは、実は難しく、少年部は、まずここでつまずきますね。
そんな号令ハプニングが偶然稽古ビデオに収録されていました(笑)
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