第3回西日本武道空手道交流大会の慰労会は6月9日土曜日

井上道場公式サイトのトップページ「お知らせ欄」にも昨日の日付で周知していますが、先週6月3日(日)に大牟田市民体育館で行われた第3回西日本武道空手道交流大会の慰労会を6月9日(土)に代継橋道場で行います。

少年部クラス後の午後8時15分より開始予定です。このため、一般部クラスの稽古はありません。そのまま慰労会です。代継橋道場生には昨日6月5日(火)に道場内で周知し、本日は武蔵ヶ丘道場生に周知しました。大会後の週末で他の予定もあるかとは思いますが、参加任意で自由ですので、まぁ、適当に出場選手や応援に行った方は参加してください。
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空手は食欲だ!-炭火焼きショー

UVカットのパラソルで紫外線カット「大食は強運なり」とは、故大山倍達先生の言葉ですが、大山先生の内弟子だった先輩(井上雄一朗や私の空手の師匠)から耳にタコができるくらい聞いた言葉でもあります。

なんでも、たくさん食べるヤツは、それだけたくさん動ける、だからいいことだ。というくらいの意味だったと思います。ひたすら食え食えだったような・・・

この言葉の裏側には、食べたくても食べるものがない時代に生きた世代の悲壮感があるのですが、当時はそういうことを想像する年頃でもなく、たくさん食べて体を作らないと!と思っていたものです。

本当の「飢え」を知っている世代も少なくなり「ものを大事にする」であるとか「食べものを粗末に扱わない」という当たり前のことを、くどくどと説明しなければならない世の中になり、テレビのインタビューで「怖いものはなんですか?」という問いに「孤独が怖いし、飢えが一番怖い」と答えていた大山先生の言葉が、虚しく響いてくるものだな、なんて思ったり。インタビュー直後、インタビュアーの若い女性アナウンサーに向かって「あなたたちに言ってもわからないでしょうね」と付け加えていましたが、これは大山先生だけでなく、あの時代を生きた人の総論ではないかと。

そんな食べものと空手を連想すると悲壮感漂うシーンが蘇るのですが、やはり「大食は強運なり」で、料理というのは地面に近い場所で食べるほど旨い、一手間かければ旨さ倍増、という言葉の通り、ささいなことでも大がかりにやって、なんでも旨く食べるを実践してこそ井上道場的だな、と。

2㎏ほどの鶏肉と豚バラ肉を買い込んで、炭火焼きにしてみました。
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