今回のJKJO九州地区予選会はJKJO九州地区講習会を兼ねていると書きましたが、JKJO講習会では実際の試合形式による組手講習というのがあります。
実際の動きをみてジャッジする、突発的なアクシデントや判断の難しいシチュエーションに対処するための講習ですね。
一種のOJT(On-the-Job Training オン・ジョブ・トレーニング)ですね。
OJTは企業で行われる職業指導方法のひとつですが、意味は「職場の上司や先輩が部下や後輩に対し、具体的な仕事を通じて、仕事に必要な知識・技術・技能・態度などを、意図的・計画的・継続的に指導し、修得させることによって、全体的な業務処理能力や力量を育成するすべての活動である」とあります。
ここでは、上司や先輩をJKJOの指導スタッフ、部下や後輩を講習を受ける人と読み替えていいと思います。
一般的な会社に務めている方だとOJTだけで意味は通るかと思います。
実際の業務をやらせつつ、それに必要な知識や技術等を修得させるってことですね。
OJTは実際の業務を通すので、JKJOでの組手講習における組手もガチンコです。
通常の大会よりも審判スタッフが多い。試合場審判スタッフは同じですが、試合場のまわりに講習を受ける先生たちがずらりと並び各自ジャッジする。
以上から、JKJO九州地区予選会もJKJO審判講習を兼ねているわけです。
と思っています。私個人的には。
座学だけでは限界がありますからね。
モノを作る仕事にたずさわっている人ならば、有機物にせよ無機物にせよ、多くの失敗を経て成功がある、ということは身に染みてわかっていると思います。
家電でいうと、電話、テレビ、冷蔵庫、DVDなどなど多くの試作品が作られ、失敗し、不具合を起こし、それをフィードバックさせ改良し、商品として売り出し、そこで要望や不具合があれば、検討し、改良し、よりよいものを作り上げるというプロセスがある。
同じですね。
大切なのは試行錯誤。
失敗はあります。最初から完璧なものなど存在せず、完璧自身、つまり100%というのは存在しないわけですが、工夫し、検討し、反省し、100%に近づける努力をする。
みんなで努力する。停滞するのではなく進歩、進化するよう頑張る。そういう試行錯誤です。
JKJOの審判講習の精神は、この試行錯誤と思っています。
想定していること以外のことは起こります。大切なのは、それにどう対処するかで、それはケース・バイ・ケースで一概にはくくれない部分もあるのですが、それを納得のいく形で解決する努力をすることが真摯な姿勢だと、そう思うのであります。
今回の大会、私の担当したコートでは色々なことが起こりました。
小学校高学年、中学生(各階級)、高校生(各階級)が試合を行ったコートだったからかな、と思っています。中学生、高校生になると、もうキッズカラテではなく、一般部に近い展開が繰り広げられますから。
こういうケースがありました。
・・・
と、書いてきたのですが、そして実際これ以降も膨大な量の文章を書いていたのですが、やっぱ割愛します。
一言でいうと、
それはないだろう~
もう一言いうと、
自分にもダメだし
です。はい。
話題を元に戻します。
押忍!九州選抜大変お疲れ様でした。
や、やはり・・・。こう来ましたか!
こ・こ・こ・こ・こわーい!!!!!
もどかさんでください。
>心眼塾 池田師範 様
押忍!日曜日はお疲れ様でした。
色々考えましたが、結局普通のネタにしました。
そして、本当はもっと書きたかったことがあったというのは内緒です(笑)
台風が近づいてきております。
池田先生が嵐を呼ぶ男なのか自分にはわかりませんが、シャレにならない台風です。
先生以下、道場生のみなさんも十分お気を付け下さい。