閑話休題。
先々週の別府アリーナの大会では、思うトコをTipsで書いちゃいましたけど、今回のクリスマスカップで唯一思うトコあった点は、これは直接秋岡塾長に意見具申することにします(笑)
内容、気になりますか?
教えませんよぉ~。
秘すれば、花。
さて。
試合の動画もなく長々と書いていますが、これだけ長々と書けば、途中更新休んでも叱られないかなぁ、と思っているというのは内緒です。
錬志会館の三浦館長に井上道場鹿児島支部責任者の松元氏を紹介しましたが、そして、その様子は既に三浦館長の館長日記に書かれているのですが、「ネタかぶりますね」です(笑)
大会などの記事は、これは仕方ないとは思いますが、ふと稽古後に思ったことなどについてのネタが被ると「ああ、やっぱり私だけじゃないんだな」と安心したりします。
でも最近空手ネタばかりなので、あるところからは「最近空手ネタばかりですね。空手サイトみたいです」など言われたりしています。
空手サイトだっつうの!
料理や釣りネタが多かったので、そういう読者がいたりして、これは喜んでいいのか悲しんでいいのかよくわからないのですが、よくわからないので喜ぶことにしています。
三浦館長とネタが被るのですが、そのネタで「ああ、この点書き忘れたなぁ」とか「ここを書けばよかったなぁ」と思ったりすることが多々あり、そう思った時は、ほぼ三浦館長の記事で補完されているので、やっぱ凄いなぁと感服する次第であります。
画竜点睛という言葉がありますが、これ「がりょうてんせい」と読みます。「がりゅうてんせい」だと誤読です。そんなことはどうでもいいんですが、私の各記事は長くても走り書きなので、余裕があるときは「てにをは」くらいは推敲しますが、ほぼしません。
なので、画竜点睛な記事ばかり(笑)
あ、画竜点睛の意味は調べて下さいね。絶対中学か高校の国語で習っている四字熟語ですから。
ネタが被ると、その竜の目が三浦館長日記で入るので「やったー!」と、まぁ、そんな感じです。
クリスマスカップについての記事でしたね。
だいぶ話題がそれました。
井上道場からも地元熊本開催かつ友好団体である秋岡塾主催といことで多数の道場生が出場しました。
結果が出た道場生もいれば出なかった道場生もいるのですが、井上雄一朗曰く「成長が見えるので自分は満足です」とのこと。
言葉は少ないですが、一番近くで日々見ている私からすると、この言葉には重みがあり、ちゃんと「見ていた」井上雄一朗の歓喜が伝わります。
先々週の別府の大会、6月の誠武館の大会、あれから通常稽古、特別稽古と色々汗を流した道場生が、彼ら彼女らなりの成長を出してくれた大会だったという意味です。
これは内側なことなので外側なTipsには不向きな内容ですね。
出場した選手には井上雄一朗から個別に話があると思います。
ないかもしれない(笑)
とにもかくにも、大会後二人して話したのは「階段を一歩一歩上がっているのは確認できたね」でした。
一朝一夕(いっちょういっせき)という言葉があります。
読んで字の如く、ひとつの朝とひとつの夕(夜)という意味で、つまり1日か一晩という意味で、それくらい短い期間という意味です。
一朝一夕にはできない、と普通は後に否定的な文言を付けます。
短い期間ではできない、という意味ですね。
空手の実力なんて最たるものですね。
一朝一夕にはできないもの、としては。
柔軟にしろ拳立てにしろ、日々根気強く続けているからできるようになるわけで、筋肉がそうですね。
ボディビルダーの筋肉なんて、あれ2年3年の話じゃないですから。
というように、そういう根気強く続けてきたことが結果として表に出てきている。
これを「成長」と呼びますが、それが如実にわかった今大会でした。
道場生ひとりひとり別な「成長」をしているので、それは「見ている」井上雄一朗しかわからないのですが、少なくとも春先からの成長具合は私も実感しました。
一緒に稽古していて、これはとても嬉しいことでした。
そして努力というのは自分だけがしているものではなく、他人もしているわけで、そして他人の方がもっとしている場合もあるので、大会という物差しでは栄誉という結果が出なかった人もいたでしょうが、それは今日の話。
時は今の今の今も過ぎ去っていて、状況は刻一刻と変わる。
悔しかったら強くなれ、ですね。
強くなるには稽古ですね。
自分自身に強くなる。これが一番ですね。
と、何を書こうとしていたのか、すっかり忘れているんですが、今大会に出場し、唯一優勝した亜衣莉のことについて書こうと思っていた、ということを、いま思い出しました。
彼女は先々週の別府アリーナでの紅拳士でも6月の誠武館の大会でも悔しい思いをしました。
それから、一切合切手を抜かず、それまでも手を抜いていなかったのですが目の色を変え、一番頑張ってきました。
そういう頑張った子が結果を出してくれた。
トーナメントなので運もありますが、運も実力の内、という言葉もあるように、勝つことは尊いのです。
そして、より尊い「不断に勝つ努力をする」ということをやってきた亜衣莉が勝ったので、これはこれでよかったな、と。
言葉で「不断に勝つ努力をする」と言うと「不断」が「普段着」の「普段」って解釈しちゃうんですよね。
絶え間なく、の不断ですよ。ハリウッドスター。
井上道場の彼ら彼女らの「成長」について個別に書くと大変なので、代表して亜衣莉、ということです。
入賞者は亜衣莉含め3名でしたが、すべて女子なんですよ。
男子は、あの層の厚さ。
まだまだ「不断に勝つ努力をする」必要がありますね。
男子もよく頑張った。
ユウスケ3つ勝ってベスト8か。優勝した選手に負けちゃったけど、そういう意味なら、もの凄く楽天的な思考だけれども、勝っていれば優勝していたかもしれない。
けれども負けたということは、それが事実で、壁があるということ。
しかしながら、以前に比べると格段の「成長」があるわけで、これは自信を持っていいと思います。
自分自身に、春も夏も秋も冬も頑張った自分に自信を持っていいということです。
そして、相手も努力しています。
自分だけではありません。
自分も成長した分相手も成長します。
そして、これを「切磋琢磨」といいます。
「せっさたくま」ね。
次も頑張ろう!
さてさて。
えらく長文になってきましたが、さすがに疲れてきました。
もっと書くネタはあるのですが、今日はこのへんでやめておきます。
大会を主催された秋岡塾始め、参加された各道場、そして出場選手と関係者のみなさん、大変お疲れ様でした。
会場では多くの涙を見ました。
それは熱い涙だったかもしれないし、冷たい涙だったかもしれないし、悔し涙だったかもしれないし、嬉し涙だったかもしれませんが、選手達の一生懸命な姿に、既に失ってしまった何かを見たような気がしました。
今日は昨日の明日です。
頑張りましょう!
<おまけ>
入賞者の記念撮影時の様子。
あまり、意味ない動画なんですが(笑)
<おまけ2>
稜平のことを「稜平へいへ~い♪」と書いていますが、彼が試合中に井上雄一朗に「彼が<稜平へいへい~い♪>ですか?」と聞いてきた先生がいらっしゃいました。
心眼塾の池田先生です。
この話を聞いた時には引っ繰り返りました(笑)
宮崎でも「稜平へいへ~い♪」って知られているぞ、稜平!
次も頑張ろう!
亜衣莉選手、優勝おめでとうございます!
他、出場選手の皆さんおつかれさまでした。
亜衣莉選手の試合の時の眼は鷹のようでした。あの気持ちの強さ凄いです